授業参観、続きの話!

こんばんは。

今日は長男の家庭訪問がありました。

なので、長男はいつもより早い下校で、夜色々と話を

する時間が持てました。

朝のブログで、早速励ましの言葉などをいただき、みなさんには

とても感謝しています。

しかし、私はどうしても昨日の長男の発表した答えの意味が

気になりました。

それをちゃんと知らないと、褒める気にも叱る気にもなれないし、

小学校2年で長男の気持ちがわからなくなるなんて、ちょっとくやしい

と思ったからです。

そこで、ゆっくりお風呂につかりながら、聞いてみることにしました。

まずは、昨日の先生の質問はこうでした。

おばあさんが、ハンカチを拾ってくれた子に「ご親切にありがとう」と言いました。

それを言われてどう思いましたかです。

みんなの答えは「うれしい」

長男の意見は「ふ~んと思った」と「別にと思った」でした。

先生は、「間違えてもいいんだよ」と言ってくれました。

お友達のお父さんや旦那さんは「ふ~んと思うわなぁ、そりゃあ」と言いました。

長男の答えは間違っていたのか、それとも無関心なのか、私は

もっとその奥の中身が気になりました。

そこで、今夜は長男に聞いてみたんです。

母ちゃん 「長男、母ちゃんは長男が手を上げて、意見を言ったのはすごく

       よかったと思うよ。でも、ふ~んってどういう気持ちのこと?」

長男 「別にってこと」

母ちゃん 「別にっていうときは、その続きに何か言葉が来るんだよ。

       ふ~ん、別にでは長男の気持ちがわからないんだけど、

       どう思ったの?」

長男 「ふ~ん、別に、長男ありがとうって言ってもらわなくてもいいもん。

       ありがとうって言われなくてもいつも拾うし、先生のボールペンは先生に

       渡すし、長男渡したらそれでもういいもん。」

母ちゃん 「そ~いうことだったのか~。ありがとうって相手に言ってもらわなくても

       いいから、そういったの?」

長男 「ありがとうって言ってもらうために拾うわけじゃないしさぁ。」

母ちゃん 「じゃあ、長男は拾ってもらった人にありがとうって言わないの?」

オウスケ 「言うよ。ありがとうって」

母ちゃん 「そうかぁ~、…。」

長男の考えていることが母親の私でも予想外だったので、

びっくりして言葉がすぐには出てきませんでした。

少しして、母ちゃんの考えをまとめました。

母ちゃん 「長男、長男が考えてることは母ちゃんは間違いじゃないと思う。

       でも、その気持ちを 『ふ~ん、別に』 だけで終わらせたら、みんなは

長男の思ってることは、わからないわ。

それは誤解を招くよ。誤解を招くってことは、長男の思ってることを

       みんなが間違って受け取めるっていうこと。

       それは長男にとって、よくないこと。わかる?」

長男 「う~ん…。」

母ちゃん 「長男は言葉が足りない。言葉が足りないと、相手に

       分かってもらえないことがいっぱいあるよ。」

       よしっ!わかった!!これからは長男の言葉が足りないところを

       みつけて、特訓しよう!」

長男 「特訓?言葉を増やせばいいってこと?」

ちょうどそんな会話をしている合間に、次男が長男にちょっかいを

出してきました。

タオルで体を拭いている長男に、次男がお湯をかけてきました。

長男 「やめろ!」

次男はしつこい!何度も何度もかけているのに、長男は「やめろ!」を

繰り返すだけ。

そこで母ちゃん登場!ちょっと意地悪な質問攻め!!

母ちゃん 「何がやめてほしいの?」

長男 「だってお湯かけて来るもん。」

母ちゃん 「お湯掛けてなんでいかんの?」

長男 「だって、もうタオルで拭いてるのにお湯掛けたら濡れちゃうじゃん」

母ちゃん 「そう!それだ!!それを次男に言わなきゃわからんでしょう y’s

長男 「もう次男、タオルで拭いたでお湯掛けるな sei 濡れるだろ~」

次男 「は~い」

母ちゃん 「よしっ!それなら次男でもちゃんとわかる!

       長男がちゃんと話せば、ちゃんと相手にも伝わるから。

       これから特訓だ~ 頑張る

長男 「ふ~ん。」

今日は母ちゃんがなんだか色々気付かされる1日でした。

長男を信頼していなかったところも、私にはありました。

ちょうなんごめんなさい。

それから、「何かをするときは、お礼を言ってもらったり、何かをしてもらうために

するんじゃない」と我が家のおチビちゃん達に言ってきたのは、私でした。

それが、こんな形で子どもたちの言動に表れるとは、ひとつには感動する

気持ちと、もうひとつは怖いと思う気持ちでいっぱいになりました。

親が気持ちを込めて言った言葉はちゃんと伝わっているんだなぁと思えば、

とてもうれしく、それは感動的です。

でももし、親が間違ったことを教えてしまった場合は、それも子どもは素直に

受け入れてしまうということで、責任重大!

今までの発言を振り返るに付けて、だんだん怖くなってきました。

なにわともわれ、昨夜は長男に全く道徳心がないのかとこれまでの

子育てを振り返って色々ふけっておりましたが、今日は新たな課題が

見つかって、なんとかぐっすり眠れそうです。

子育ては山あり谷あり、寄り道ありですね!


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