こんにちは。
我が家には、好き嫌いがとっても多い王子さまがいます。
王子さまは、結婚前アレルギーのモノはあるけれど、好き嫌いは
ほとんどないと言っていました。
そして結婚してびっくり!
好き嫌いだらけでした
我が家では、というか、私の子育てでは「好き嫌いをすることは悪いこと
ではないけれど、好き嫌いがなければ人生何倍も楽しくなるよ!」が
もっとうです。
おチビちゃん達には、これから将来、どんな所で、どんな暮らしを
することになっても、好き嫌いがなければ食べ物のことで苦労
することはないだろうという親心で育ててきました。
8歳になったオウスケは好き嫌いがなく、何でも食べられるのが自分の
自信にもなっているようです。
5歳のリクは、好きではないものもありますが、食べられないものはなく、
食べることが楽しみの一つです。
二人とも、これまで嫌いなものがずっとなかったわけではありません。
ここまで育ってくる中で、「これ、まずい!」ということだって、何度か
ありました。
でも、だからといって、そのまずいと言った食材を食卓に出さなくなった
ことはありません。
味付けや料理法、食べ方を変えては、逆に頻繁に出してきたように
思います。
” たった1度、その時のその味がまずかっただけで、その食材がまずい
と決めつけてしまうなんてもったいない!”
私はそう思って、おちびちゃん達には苦手そうなものでも
何でも食べさせてきました。
ある時、アボカドが苦手だったオウスケが、アボカドご飯を食べて「うまい!」
と言いました。
それからは、アボカドが大好きになり、今では好物のひとつになりました。
リクは、旦那さんに似て、初めて食べるものなど見た目で「まずそう」と
思ったら、「いらない」というタイプですが、「まずは一口!どんな味か
食べてみてごらん!」と言っては一口食べさせてみて「おいしい!」という
経験を増やしました。
そこで「まずい」と言ったら、その時はそれ以上食べさせませんが、
世の中には見た目は悪くてもおいしいモノがたくさんあることを
知ることができたら、人生更に楽しくなるじゃん!と母は思っています。
二人とも嫌いだと言って、その後その食材が食卓に上がらなかったら、
その食材は嫌いなままだったかもしれません。
さて、話がずれましたが、そんな感じで我が家のおちびちゃんたちは
好き嫌いはないのですが、我が家にはもう一人厄介な好き嫌い王子が
います。
子どもは素直でチャレンジ精神も旺盛なので母ちゃんの口車に乗って、
創意工夫すれば食べます。
しかし、好き嫌いをして何十年も暮して来た王子さまは、なかなか手ごわい。
もうすぐ結婚して10年!
結婚してすぐの時は苦手だった、ピーマンもゴーヤもおくらも、
今は食べられるようになりました。
王子さま曰く、「あれっ?ピーマンとかゴーヤとか、おくら食べれんかったけ?」
はいっ!食べれませんでしたよ~
しかし、まだまだ苦手なものもある!
セロリをバリバリ食べるおチビちゃん達を見て、「よくそんなもん食うな~」
という王子さま。
ハハハっ!それで済むと思っているでしょ!
「さぁ、父ちゃん今日はがんばるよ~!みんな応援してあげてよ。
ひと口食べたら、褒めてあげてね 」
ちょっと強引ですが、母ちゃんは王子さまの成人病を心配しているのよ。
おチビちゃん達を巻き込んで、王子さまにチャレンジの場を!
セロリにコチュジャンとマヨネーズをたっぷりつけて、ガブリっ!
「父ちゃんがんばったね~」
笑うおチビちゃんたち!
まっ、60歳くらいまでにはセロリも克服できるかもね~