月別アーカイブ: 2015年1月

自分で考える力の育て方・磨き方

こんばんは。

昨日は、久々にK.I.T虎ノ門大学院教授、三谷宏治さんの講演『自分で考える力の育て方・磨き方』を受講してきました。

三谷さんの講座は著書を読み始めて、何度か受講したことがあるのですが、毎回行くたびに新たな発見や学びを得ることができるので、回を重ねて参加させていただいています。

また、同じ講義を受けても受ける側の私自身のその時の状態、例えば子どもの年齢や成長に伴い問題意識や課題が変わっているので、受け止め方が変わっています。

その時々の自分自身を知る上でも、また1回目、2回目で分かった気になっていても、持ち帰り実践してみるとまだまだトレーニングが足らない自分を発見できて、毎回学びが深いのです。

 

昨日はまず会場へ入ってびっくりしました!

 

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なんて学生さんの多いことでしょ。

おばさん、一瞬凍りつくも、その後の驚きの再会で氷がじわじわ溶けていきました。

たまたま座った後ろの席に、なんと昔のご近所さんで、今は奥さんが Nijiiro Lamp make a Real の生徒さんというご縁のあるご主人さんに出会うというサプライズ。

そうそう、このHさんのお家には我が家の息子たちと同じ年の息子さんが二人いるんです。

Hさんのおかげで、しっかりリラックスしておばさんパワーをこの後発揮することになる私…。

 

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そして、三谷さんの講演で面白いのが、ただ講演を聴き続けているだけではないというところ。

すぐにワークでトレーニング、実践、反省、そして自分の癖を持ちかえることができるんです。

今回は、まずは自分で課題の答えを制限時間内に導き出します。

そのあとで、チームの答えを導き出します。

そして発表と、すべてタイムリミット付き。

私たちのチーム構成は女子高生一人、男子大学生一人、社会人男性一人、そして、パパ一人、ママ(私)一人といった感じ。

みんなそれぞれが全く違う世代、違う環境で育ち、違う価値観、違う知識を持ったメンバーの中で、何をどう決めて、みんなで生き残るかを考えるワークは、本当に面白かった。

実は私、課題1は数年前に1度経験済み。

点数が少なければ少ないほどいいという得点で、個人では30点で参加者の中でトップ賞をいただきました。

はい! ↓ これトップ賞で頂いた”ハーレーダビットソン?!” のブタちゃんだそうです。

ブタちゃんもウレシイけど、三谷さんから貰ったってのがまたうれしい…。

 

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でもね、ここでの課題は個人で得点がよかったらいいのではなくて、その後チームで問題を解決する時に、何をどう決めて、どれだけ自分の思いを上手く伝えることができるかが私にとっては今回の課題でした。

私は、実は経験があったにもかかわらず上手くみんなを導くことができませんでした。

チームの得点は44点。

本来なら3人寄れば文殊の知恵となるべく、個人よりもチームの方が点数は上がるはずでした。

その後反省、そして次の作戦をチームのみんなでしっかり練りました。

 

課題2は、私も初めての問題です。

私個人での得点はまたもや課題1と同じ30点。

今度は役割分担もしたし、初めの何分で何をし、次に何をするかまで、話し合うことができてバッチリだと思いました。

が、途中細かい方向性まで決めておかなかったこと、書記を決めていたのに癖で自分でまた書いてることなど、またまたたくさんの気づきがあったけど、チームの得点は24点まで上がっていました。

お~っ!

ちゃんとトレーニングの成果が出てる!!

面白い!!

もっともっと、いろんな場面で実践を重ねていきたいなと思いました。

 

そして最後にお隣に座った女子高生と色々お話が弾んで、Facebook で友達申請をしてもらいました。

そしたらなんと、共通の友達が一人!

女子高生のお母さんでした(笑)

なんて世界は狭いんだ  (*_*)

ということで、昨日もたくさんの刺激と学びというお土産をたくさんもらって帰ることが出来ました。

 

素敵な講演をしてくださった三谷さん、この講演を企画してくださったマナビ場のみなさん、そして一緒に貴重な時間を共にしてくださった参加者の皆さん、本当にどうもありがとうございました。

 


我が家流『1分スピーチ』の取り組み方!

おはようございます。

今日は1日あたたかくなりそうですね。

 

さて秋から冬にかけて、みなさんのお家では夜、どのように過ごしていますか?

秋から冬といえば、日が暮れるのが早くなって、子どもたちの帰宅時間が早くなり、我が家では長男の部活のお休みが増えるなど、”秋の夜長”というように、夜の時間が長くなりました。

そうなると、我が家は夕食時間も早くなり、夕食後のゆったりする時間が長くなるわけです。

そこで再ブレイクとなったのが一昨年前から始めた『1分スピーチ』です。

『1分スピーチ』というのは、私が尊敬する先輩ママであり、頼りがいのあるキャリアコンサルタントの柴田朋子さんからおススメしてもらって読み始めた三谷宏治さんの著書『親と子の伝える技術』に詳しく書かれております。

 

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ちなみに、三谷宏治さんの著書を読むなら個人的には先に『お手伝い至上主義でいこう』を読むのがおススメです。

 

で、『1分スピーチ』は毎日やった方がいいけれど、我が家流『1分スピーチ』は、毎日はできないからと全くやらないよりは、“誰かがやりたいときに、やれるときにやろう”というスタンス。

しかし、もちろんやったこともないのに子どもたちや家族のみんなから「今日1分スピーチやろッ!」なんて提案がでるわけがない!

そこで、我が家は1分スピーチを2年ほど前に母ちゃんから仕掛けたのでした。

 

昔懐かしの投稿ですが、およそ2年前の『1分スピーチ』の取り組み1日目の様子はコチラ↓です。

http://www.nijiiro-lamp.com/ochibicyan/973/

 

そして、『1分スピーチ』の取り組み2日目の様子がコチラ↓です。

http://www.nijiiro-lamp.com/ochibicyan/974/

 

そして、これらの私の投稿を著者の三谷さんが上手にまとめてダイヤモンドオンラインに”三谷流構造的やわらか発想法”【第63講】に掲載してくれました。

その内容はコチラ↓です。

http://diamond.jp/articles/-/37959

 

 

という流れからのおよそ2年後、一番小さくて”1分?なんだそりゃ?”から始まった当時年長だった次男が、今では小学2年生になりました。

年長さんじゃまだ無理じゃない?

と、おっしゃる方もみえるかもしれませんが、実はこれが小学校に入って意外な力を発揮することになるんです。

 

1年生の担任の先生が事あるごとに、スピーチを生徒にさせるという機会があったようで、次男はそこでみんながモジモジする中自分のことを楽しんで発表することができたんです。

それを担任の先生からよくほめて頂いたのも本人の自信につながりました。

次男は、先生が「明日は~のことをみんなに発表してもらうね」というと、念入りに家で明日は何をどうやって発表しようかと考えて、紙に書くようになりました。

それから、日直になると1分スピーチができるということで、日直が回ってくるのが楽しみになりました。

2学期最後の個人懇談で、担任の先生から「次男君のおかげで、みんなが発表するのが楽しいと思えるようになって、クラス全体の雰囲気がすごく良くなりました。」と言っていただけたのが、とても印象的です。

 

というわけで、我が家の子ども達は1分スピーチが大好きなんです。

それで、この秋も久々に母ちゃんから誘いかけたところ、子ども達の心に再度火がついたわけです。

それからは、子どもたちそれぞれが何か楽しいことがあったとか、みんなに言いたくてしょうがないときは、「ねぇ、今日1分スピーチやろっ!」と言ってくるわけです。

それから、母ちゃんから誘うときもあります。

それは、家族の空気を変えたいとき。

ん~、なんだか今日は父ちゃんの機嫌が悪いぞ!とか、今日は次男なんか嫌なことがあったのかな?ってとき。

そういう時って、「今日『1分スピーチ』やろっ?!」って言うと、大体機嫌の悪い人が「え~、やりたくない…」と言う。

すると、「あ、そう。じゃあやらなくていいんじゃない!」と母ちゃんが言うと、なんかちょっと寂しそう。

で、我が家はやりたい人から『1分スピーチ』を始める。

機嫌が悪かった人も、人のスピーチは聞きたい。

そして、我が家の場合、非常に質問タイムが盛り上がる!

子どもたちは、普段自分たちが学校へ行っている間、父ちゃんや母ちゃんが何をしているのかが気になる!

何か父ちゃんだけ、おいしいもの食べてないか、母ちゃんだけ楽しいことしていないか。

しかし、質問は一人ひとつと決まっているので、いかに上手く聞きたいことを聞き出せるかが、子どもたちにとっては、重要なんです。

で、みんなが盛り上がって来ると、機嫌が悪かった人も、聞きたいことが出てくる!

で、質問して、答えを聞いて、楽しくなっちゃう。

なんだか、何で機嫌が悪かったのかわかんなくなる。

で、やっぱり僕もスピーチしたい!となるわけです。

実は我が家の『1分スピーチ』、結局発表しなかったという人がまだ誰もいないんです!

そうそう、みんな母ちゃんの企みにしっかりはまっておるわけです。

ニッヒャッヒャッヒャッヒャ~ ( ̄▽ ̄)

 

というわけで、みなさんも是非一度『1分スピーチ』やってみてはいかがでしょう?!

個人的には、“子ども向けにやっているのよ♡”ってな振りをして、頑固で堅物でコミュニケーションの苦手な父ちゃん向けにおススメですよん!

 

そして、『親と子の伝える技術』の著者、三谷宏治さんのお話が直接名古屋で聞ける機会があるそうですよ!

2月22日(日)午後3時~5時半 MY CAFE 名古屋伏見店

子育て、教育に興味のある方、自分の発想力を伸ばしたい方必見です。

第2回マナビ場 「子どもの発想力を磨く関わり方」
参加費 5400円 定員 30人