こんにちは。
今日は先日、夕食の時に突然オウスケからあった、質問がきっかけとなって
始まった話についてのお話をしたいと思います。
先日家族そろっての夕食をとっている時のこと、突然オウスケが
「ストーカーって何?」ということを聞いてきました。
おっと、びっくり!
私も旦那さんも一瞬ひるみましたが、私がこう説明しました。
「相手が嫌がっているのに、後をつけたり、待ち伏せしたり、何度も電話したり
することだよ。
相手が嫌がっているとわかったら、それは絶対やってはいけないこと
だよね。」
するとオウスケは「じゃあOO君はストーカーだ。」と言い始めました。
「なんで?」
オウスケがお友達のことを悪く言うのを、実は私は初めて聞きました。
どちらかというと、かなりの―天気で、以前合わないグループの子達に
集団でからかわれていた時も、彼は遊んでもらっていると思い込んでいた
し、”本人がそう思っているなら幸せだわっ”とずっと私も見守ってきたのです。
そんなオウスケが自分からそんな話をするなんて、私も旦那さんも
心を落ち着かせて、ゆっくり話を聞く構えを見せました。
オウスケ「OO君は、いつもA君やB君やC君を叩いたり押すんだもん。」
母 「それはストーカーとはちょっと違うと思うけど、OO君にも何か理由が
あるんじゃない?
OO君も一緒に仲間に入れて遊んでるの?」
オウスケ「遊んでるよ。今日だって30分放課に外で一緒に鬼ごっこしてて、
オウスケがOO君をタッチしたら、ここ(胸ぐら)を持たれて壁に思いっ切り
”ガンッ”って押しつけてきたんだもん。」
父 「そこで胸ぐらつかまれるなよ。ちゃんとガードしろ!」
母 「それで、オウスケはどうしたの?」
オウスケ 「ん?先生に言った。」
母 「それで、先生はどうしたの?」
オウスケ 「関係者は来なさいって言って、AくんとかBくんとかDちゃんとかも
見てたから、みんな行った。」
母 「それでOO君はどうしたの?」
オウスケ 「もう出てけって言われとった。」
母、父…。
母 「そっか…。OO君はさ、自分の気持ちを人に伝えるのがまだ苦手
なのかもね。
リクもさ、まだ上手く言葉で伝えられなくて、すねたり、泣きわめいたり、
手が出たりする時あるじゃん。」
オウスケ「うん…。」
母 「だからさ、OO君がどうしたいのか聞いてあげるとかさ、後はとりあえず
手を出しそうになったら逃げるとかさ…」
父 「そうだぞ、いいか。空手やってるからにはこっちから手は出しちゃいかん
けど、ガードしたり守ったり、スキができたら後は逃げろ。」
母 「そうだね。時間をおけば、落ちついて話ができるかもしれないし、
嫌なことは伝えなきゃいけないけど、OO君だってさ、人をなぐったら嫌な気持ちに
なるけど、殴らずに済んだらその方がイイんじゃない?」
私も旦那さんも正解の回答なんてわかりません。
でも、私たちができることは、オウスケの話をしっかり聞いてあげること、
一緒に考えてあげることぐらいかなと思いました。
もしかしたら、私達のアドバイスも間違っているのかもしれません。
親ってこうして試されてるんだな~と思う瞬間でした。
でも、私達に学校でのこと、友達のことを話してくれたことは本当に
嬉しかったです。
いつかは、そんなことも話してもらえなくなる日が来るんですよね。
今、この瞬間がとても大切な時間に感じられる出来事でした。
今後もずっと見守っていきたいと思います。