月別アーカイブ: 2013年6月

我が家のビックリ事件!

こんにちは。

今日もいいお天気ですね。

今日は、先日我が家で起きたビックリ事件のお話をしたいと思います。

2週間ほど前でしょうか、夜実家の母から電話がありました。

「ギャア~!家の中を大きなアオムシが歩いてる~。

昨日長男たち、アオムシ家に入れたでしょう~?

一体何匹入れたの?

お父さん入院してるし、私一人で怖いんだけど~。」

電話を切って、おチビちゃん達に話の流れを確認すると、以下のような

次第でした。

電話のあった前日、実家に遊びに行った時に、学校へ持って行くため、

アゲハ蝶のアオムシを捕まえた。

ビニール袋に入れて、どうしていいのかわからず、袋を持って家に入った。

夜、ビニール袋を自宅に持って帰り、翌日学校に持って行ったら、4匹いた

はずのアオムシが2匹しかいなかった。

母ちゃんはわかりました!

実家で2匹、逃げたなっ… 汗

そこで、どうするかおチビちゃん達二人と相談をします。

「ねぇ、ねぇ、昨日捕まえたアオムシが、ばぁばぁの家にいるんだって。

ばぁばぁは、じぃじぃが今いないから、アオムシが怖くて寝られないって言ってるけど、

どうする?」

長男はちょっと動揺して、どうしていいのかパニックになっている様子。

さすがにいけないことをしてしまったと思っているみたいでした。

すると二男が言いました。

「そうだ!今から3人で、ばぁばぁの家に行って、アオムシを探して捕まえれば

いいんじゃない?!」

「そうだね。それ、いいんじゃない!長男、そうする?」

長男も二男に後押しされて、割り箸とビニール袋を用意し始め、落ちつきを

取り戻しました。

数分後、まさか来るとはと思っていなかったようで、ばぁばぁのホッとしたような

笑顔に迎えられました。

まずは実家の母が悲鳴を上げるきっかけとなったアオムシくんを、1匹Get!

問題はそこからです。

4人で懐中電灯を使ったり、ソファーの下を覗いたり、家具と家具の隙間や

壁、あらゆるところを必死で探しました。

が、しかし、どこにももう1匹のアオムシくんはいません。

探せるところはぜ~んぶ探したので、母も諦めたようで、その日は

帰ることになりました。

それから1週間とちょっと、そんなことなどすっかり忘れていたある日の午後、

実家の母から電話がありました。

「ちょっと、お昼に仕事から帰ったらビックリだよ。

家の中にチョウチョが飛んでる。

綺麗なチョウチョだよ~!

窓はどっこも開いてないから、この前のアオムシがさなぎから

かえったんじゃない?」

どうしてもその蝶が見せたいという実家の父と母の要望もあって、その日は

学校から帰った2人を連れて、実家へ急ぎました。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

本当にキレイなアゲハ蝶でした。

3人がかけつけた数分後、蝶は無事に外の世界へと元気に飛んで行きました。

エサもない中、ずっとどこかでひっそりさなぎになって、飛び立つ準備を

していたんですね。

生命ってスゴイ!

これが我が家にとってのビックリ事件でした。

おしまい ラヴ


”親と子の「伝える技術」”実践レポート 2!

こんばんは。

最近長男が鼻歌交じりに帰宅して、それを秘かに”クスクスッ”と笑いながら、

幸せのおっそ分けをしてもらっている母です。

我が家では、先週から三谷 宏治さんの著書 ”親と子の「伝える技術」”を

読んで、それを家族で実践し始めました。

”脱ワンワード週間”を始めて、月曜日で1週間、その夜は家族会議を

招集しました。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

夕食前、「今日は家族会議を開きます」と母ちゃんが言うと、

「あっ!例のあれだね?!ワンワードの!」と長男が言いました。

うんうん、やっぱり長男はしっかり覚えていたか!とちょっと嬉しい母。

我が家では、父ちゃんが週の半分は夕食の時は仕事でいません。

本当は毎日、「今日はワンワード使わなかったかな?」と家族会議で

聞きたいところでしたが、父ちゃんのいない日は夕食時に今日はどうだった?

と話を軽く聞く程度にしました。

なのでこの日の家族会議は、この1週間の総決算!

「まずはこの1週間、決めたワンワード 「無理」 「ズル(い)」 「お前かー」 

「うるさい」を使ってしまった人、いたかな?」

と母ちゃんから質問をします。

するとまず一人、父ちゃんが自主的に手を挙げました。

「言わないようにがんばったけど、たぶん1回ぐらいは言っちゃってると思う…」

素直でよろしい 笑うフフ

そして、次は 「じゃあ、今度は誰かが言ったの聞いちゃった人?」と聞くと、

3人が手を挙げました!

実は脱ワンワード週間を始めた初日、みんながいる前で二男が長男に向って

「ズルー」と言ってしまったんです。

それをみんなが聞いていたんです。

さすがに察しの悪い、気の利かない母ちゃんに9年間も育てられた長男は、

この1週間、決めた4つのワンワードは一度も使いませんでした。

素晴らしい!!

で、その後、「決めたワンワードはみんなすごくがんばって、ほとんど

使わなかったけど、その他に聞いたワンワードなかった?」

と聞くと、新たなワンワードがいくつか出てきました。

何が出てきたかというと、

・いいなぁ~

・ウワ~

・ひじ 

あ~っ、「ひじ」って私だ~ 汗

ご飯中に、よくおチビちゃん達に言ってる~ 汗

「長男、肘!」、「二男、肘!!」

素直に反省します。

明日からは、「肘をつくとお行儀が悪いから、ひじは机につけないで食べてねッ」

って言おう…。

脱ワンワード、実は我が家ではおチビちゃん達の言葉ので始めの頃から

始めていました。

私が社会人1年生の時、保育園の年少さん(3歳児)20人の担任になりました。

その頃、言葉数のまだ少ない子どもたちから、言葉を引き出そうと

やってきたのがこの脱ワンワード的、言葉が出るのを待つ保育でした。

察しの悪い、気の利かない保育士で、子どもたちが「お菓子、開けて」と言うまで

待ってみたり、「お茶、ちょうだい」というのを待って「お茶、何だっけ?」

と毎日子どもたちと顔を見合せながら一緒に考えたのを思い出します。

初めはすごく時間のかかることだったけど、だんだん子ども達が自分から

伝えようとしたり、言葉数が増えていったのを覚えています。

その後、察しの悪い保育士は、察しの悪い母となり、ちょっと面倒な母親を

9年間やってきました。

なので、脱ワンワード週間を始めて、スパッと変わったのは、長男でした。

ワンワードで母は動かないことを、長男はちゃんと知っていたんですね。

この1週間、本当に一番頑張っていたのは、最初に自首した父ちゃんです!!

いつもなら、「うるさーい!」と一言叫んで終わっていたところを、

「うるさ~ …、あっ。 いかんいかん びっくり

父ちゃん、今大事なもの見てるから、静かにしてくれるかな。」と言い直したり、

長男が歯の矯正具を割って、怒り狂った母ちゃんが

「おっお~ま~え~~~ sei怒る怒る怒 」

と言いかけたその時、「母ちゃん、母ちゃん、お前はちょっと… 悩む 」と

小声で教えてくれたり…。

とにかく、一生懸命ワンワードを発しないで、文章で子どもたちに伝えようと

しているのがヒシヒシと伝わってきました。

エライ!素晴らしい!!

”まずは大人から”、大事だな~と感じました。

大人の真剣さが伝わると、子どもも”本気なんだな、これ”ってちゃんと真剣に

取り組んでくれます。

真剣に取り組むと、ワンワードが減るだけでなく、家族のコミュニケーションが

より円滑になるので、和やかな雰囲気になって喧嘩も減ったように思います。

今回1番たくさんワンワードを使ってしまった二男は、小学校1年生です!

まだまだ、上手く気持ちが伝えられなかったり、持ち合わせの言葉数が

少ないので、どうしても時々ワンワードが出ちゃいます。

それでも日に日に言葉の数が増え、知っている言葉を使って、なんとか伝えようと

がんばっている姿は本当に健気でした。

「タオルを持ってくるの忘れたから取って。」とか、「牛乳が飲みたいけど、

届かないから取って。」と言われると、言われたこちらまで、気持ちが

やさしくなるのはなぜでしょう。

我が家の脱ワンワード週間は、1週間目にしてほとんどワンワードをみんなが

使わなくなりました。

しかし、今後も気になるNGワードを見つけては、引き続き脱ワンワード週間、

行っていきたいと思っています。

で、月曜日の家族会議では、最後に一つ、またもや母ちゃんから提案が

ありました。

「今度は1分間スピーチ合戦、しょうか?」

長男、「えっ!?何何なに???おもしろそう!!」

ということで、”親と子の「伝える技術」”実践レポート、1分間スピーチ合戦編、

またいつかお伝えしたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

おやすみなさい。