月別アーカイブ: 2013年6月

我が家の1分スピーチ 初日!

こんにちは。

最近、我が家ではお気に入りの三谷宏治さんの著書、親と子の「伝える技術」

の実践に色々とトライしています。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

脱ワンワードの日々は随分前から始めていた我が家でしたが、この1分スピーチ

には、実は私的にはちょっと苦手意識がありました。

なぜかというと、せと・しごと塾に入ってからというもの、1分自己紹介とか、

経営理念を1分でとか、言いたいことを相手に伝わるようにまとめて

話す訓練も散々してきたはずなのに、いざという時にはあがってしまって、

とっちらかっちゃう 汗☆

しかし、だからこそおチビちゃん達には、そんなところに苦手意識を持たず、

自信を持って社会へ飛び立って行ってほしいなと思っています。

我が家は食事中やお風呂の中、寝る前の会話と、案外家族間の会話は多い方

なんじゃんじゃないかと思います。

時々同乗した方にビックリされるのですが、我が家では車に家族4人乗ったら、

みんなが喋りたくて話をする間の奪い合い!

だからこそ、「人の話を聞く」「自分の話したいことをまとめて話す」といったことも

この1分スピーチで身につけられたらいいな~と思って取り組みました。

先日、脱ワンワード家族会議の後、おチビちゃん達に、

「今度は1分スピーチ合戦、しょうか?」と振ったところ、

「えっ!?何何なに???おもしろそう!!」とおチビちゃん達は興味深々で

食いついてきました。

その横で、”またこの嫁、一体今度は何を始めるんじゃ???”と言わんばかりに

見つめてくる、いや、にらんでくる?旦那はん…。

そんな目も見て見ぬふり  笑うえへ*

とにかく始めちゃって、いつかやってよかったと言ってもらえるように、楽しく

巻きこんじゃえばいいじゃん!!

ということで、1分スピーチ初日。

夕食前のみんなが揃う時間に、まずは母ちゃんからルール説明をしました。

まずは初日ということもあって、とにかく小学1年生の二男でもわかるように、

簡単なルールだけを数点伝えました。

・一人1分間、自分の今日1日あったことを話します。

・その間は、みんなは聞くことに集中し、話をしてはいけません。

・話が終わったら、一人一つ質問をします。

まずは私からスタート!

ああ~、1分スピーチの導入のことばっかり頭にあって、自分の話すこと、

考えてなかったよ~ ガクブル汗

45秒程度、今日やったことを話したら話が止まってしまい、何を話せばいいのか

頭の中が真っ白になってしまいました。

次は父ちゃん、なんとちょうど1分で話は終わりましたが、話の内容が、

子どもたちへの電気の節約をしろという内容で、主に説教!

しかし、意外だったのはおチビちゃん達の質問がたくさん集中し、それに答える

ために建設的に説明をする父ちゃん。

おチビちゃん達もいつも、「こら、誰だ!電気消せ」とか、「コンセントちゃんと抜け」

とだけ言われてる時は耳に入らない話が、ちゃんと聞けています。

本当は質問は一人一つなんですが、この日はちょっと見守ることにしました。

お次は二男。

にこにこしながら「今日は朝、明太子のご飯を食べました。・・・・・・・・・・・・・・」

とおよそ今日の出来事を25秒程度話して、スピーチを終えました。

時間は短かったけど、みんなが聞いてくれてるという二男の満足げな顔が、

とても印象的でした。

ラストは長男、小学校3年生。

「今日は理科の授業でこんなことをしました。・・・・・・・・・・・・・

それで、うれしかったです。・・・・・・・・・・・・・・・・・」

母ちゃんは、ビックリしました!

これまで3人、誰もスピーチの中でそれでどう思ったのかとか、自分の思いは

口にしてこなかったのに、長男はそれをちゃんと入れて1分5秒で話を終えました。

普段はよく考えたら質問ばかりしてきて、「今日学校どうだった?」と

聞いた程度では聞けない話を、自分からたくさんしてくれたんです。

彼は、友達との係わりや近所の方との係わりを見ても、コミュニケーションを

取ることは割とそつなくこなしているけど、楽観的というか、めんどくさがり屋で

決して真面目ではないので、先生や私、父ちゃんにもしばしば叱られています。

でも、こんなことができるんだ~ということは私にとっても初めての気付きでした。

1分スピーチ初日、実は後からもう1度三谷宏治さんの著書、

親と子の「伝える技術」 を読み直して、いくつかの失敗も発見しました。

子ども達から始めるスピーチだったのに、私から始めてしまったこと。

いくつも質問を受けてしまったこと。

ちゃんと、二男や父ちゃんに「それでどう思ったの?」って聞いて

あげられなかったこと。

でも、いくつかの失敗はしたけれど、家族の距離がグーンと縮まって、家族の

新たな発見もたくさんできて、すごく楽しいスピーチ合戦でした!

これはこれは、第2回がとっても楽しみです。

今度は初日の反省をもとに、また楽しいスピーチ合戦にしま~す クマみなごろし


44年目の結婚記念日!

おはようございます。

昨日は夕方からおチビちゃん達を連れて、実家に行ってきました。

実は昨日は実家の父と母の44年目の結婚記念日!

夕食は2人でおいしいモノを食べに行こうと予定していたそうですが、父が2人で

おいしいモノを食べるよりも、にぎやかにみんなで食べたいと言い出したそうです。

そこで、普段はほとんどしない買い物に行き、買い慣れないお肉や惣菜を、山盛り

買ってきたらしい…。

それで、父が夕食を作ろうとお米を研いだり、お惣菜をお皿に盛ったり、

お吸い物を作ったそうです。

でも、父は腰が悪く長時間立っていることはできません。

そこで、”もう限界!”と思ったのか、娘の私のところへ、夕方、助っ人要請の

電話が入りました。

行ってみると、腰をかがめながらも台所で確かにご飯事をしている父。

私が来たことに安心したのか、父は指示だけしてようやくイスに腰を

おろしました。

夕食は焼き肉!

本当はステーキを作ると母に言っていたらしく、母はちょっと不満げな様子。

出てきたお肉も、う~ん、確かに我が家には贅沢だが、あまり量が

食べれなくなった父や母はできればいいお肉を少しだけ食べたい。

けれど、やすいお肉が食べきれないほどいっぱい並んじゃった。

お説教をし始めた母に、私は「そりゃ分んないよね。いつも買い物してないと、

何がいくらだと安いのかとか、高いのかとか、ここのお店のこれはおいしいとか、

これはおいしくないとか。でも、お父さんがこんなに自分で考えて

用意したなんて、スゴイじゃん!我が家には贅沢贅沢!!

おいしいよ。ね、二男!」

二男、「うん!」

モリモリ食べる二男を見て、諦めた母。

お次はスイカ、そしてケーキが出てきました。

72歳の父が、お店をはしごして、腰をかがめながら重いスイカを持ったり、

ケーキを頼んでいる様子を想像するだけで、私は父の変わりようにビックリ

しました。

65歳位まで、バリバリ亭主関白で働いてきた父、家事なんてほとんど

しなかったのに、ここ数年は入退院を繰り返して、母に助けられていることや

感謝していることを、言葉には出さないけど、きっと実感しているんだ

と思いました。

そして最後に出てきたケーキがこちら!

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

Happy Birthday の文字が!

何でも、店員さんにケーキを頼んだはいいけど、「何のお祝いですか?」と

聞かれた時、「結婚記念日」とは恥ずかしくて言えなかったそうです。

それで、「お誕生日ですか?」と言われて、「う、うん…」とうなずいてしまった

そうな。

「名前はどうしますか」と聞かれて「名前はいいです…」と言って買って来たのが

このケーキです。

買ってきたケーキも、父が切り分けてくれました。

私、父がケーキを切り分ける姿は初めて見たかもしれません。

それでも、素敵なお祝いに同席させてもらって、私も幸せのおっそ分けを

いただきました。

結婚44周年、おめでとう!