こんにちは。
今日もいいお天気ですね。
今日は、先日我が家で起きたビックリ事件のお話をしたいと思います。
2週間ほど前でしょうか、夜実家の母から電話がありました。
「ギャア~!家の中を大きなアオムシが歩いてる~。
昨日長男たち、アオムシ家に入れたでしょう~?
一体何匹入れたの?
お父さん入院してるし、私一人で怖いんだけど~。」
電話を切って、おチビちゃん達に話の流れを確認すると、以下のような
次第でした。
電話のあった前日、実家に遊びに行った時に、学校へ持って行くため、
アゲハ蝶のアオムシを捕まえた。
ビニール袋に入れて、どうしていいのかわからず、袋を持って家に入った。
夜、ビニール袋を自宅に持って帰り、翌日学校に持って行ったら、4匹いた
はずのアオムシが2匹しかいなかった。
母ちゃんはわかりました!
実家で2匹、逃げたなっ…
そこで、どうするかおチビちゃん達二人と相談をします。
「ねぇ、ねぇ、昨日捕まえたアオムシが、ばぁばぁの家にいるんだって。
ばぁばぁは、じぃじぃが今いないから、アオムシが怖くて寝られないって言ってるけど、
どうする?」
長男はちょっと動揺して、どうしていいのかパニックになっている様子。
さすがにいけないことをしてしまったと思っているみたいでした。
すると二男が言いました。
「そうだ!今から3人で、ばぁばぁの家に行って、アオムシを探して捕まえれば
いいんじゃない?!」
「そうだね。それ、いいんじゃない!長男、そうする?」
長男も二男に後押しされて、割り箸とビニール袋を用意し始め、落ちつきを
取り戻しました。
数分後、まさか来るとはと思っていなかったようで、ばぁばぁのホッとしたような
笑顔に迎えられました。
まずは実家の母が悲鳴を上げるきっかけとなったアオムシくんを、1匹Get!
問題はそこからです。
4人で懐中電灯を使ったり、ソファーの下を覗いたり、家具と家具の隙間や
壁、あらゆるところを必死で探しました。
が、しかし、どこにももう1匹のアオムシくんはいません。
探せるところはぜ~んぶ探したので、母も諦めたようで、その日は
帰ることになりました。
それから1週間とちょっと、そんなことなどすっかり忘れていたある日の午後、
実家の母から電話がありました。
「ちょっと、お昼に仕事から帰ったらビックリだよ。
家の中にチョウチョが飛んでる。
綺麗なチョウチョだよ~!
窓はどっこも開いてないから、この前のアオムシがさなぎから
かえったんじゃない?」
どうしてもその蝶が見せたいという実家の父と母の要望もあって、その日は
学校から帰った2人を連れて、実家へ急ぎました。
本当にキレイなアゲハ蝶でした。
3人がかけつけた数分後、蝶は無事に外の世界へと元気に飛んで行きました。
エサもない中、ずっとどこかでひっそりさなぎになって、飛び立つ準備を
していたんですね。
生命ってスゴイ!
これが我が家にとってのビックリ事件でした。
おしまい