こんばんは。
今夜はスーパーフルムーン?!
旦那はんが願い事をするようにと、おチビちゃん達に言っておりました。
私も昨日のリベンジで、今日は大きなまんまるお月さまを見ることが出きましたよ。
さて、今日は我が家のチャレンジャーのお話をしたいと思います。
この夏の初め、瀬戸市教育委員会主催の「キミチャレ2014」に申し込んだ長男は、あえなく予選落ちしました。
そして夏休み直前には夏風邪でダウン。
復帰した当日、待っていたのはプールの補習授業でした。
補習を受けるのはなんと高学年で4人。
父ちゃんは「はっ?信じられん…。」と言葉をなくしておりましたが、母ちゃんには長男の気持ちがよくわかる。
だって母ちゃんは高校生までずっとバタ足クラス。
常に学年で一人か二人しかいない、端っこの泳げない子だったんだもん…。
だから、父ちゃんには、一生懸命やってもできない子もいること。
そして、それを馬鹿にするようなことだけは言わないでほしい、とお願いをしました。
プール補習当日、たまたま学校に用事があって行くと、先生が声をかけてくれました。
「今日、O君ものすごくがんばってね。
『病み上がりだから、もうその辺にしといたら?』って言ったんだけど、もう少しで10m泳げそうだったから『もう1回、もう1回』って、だいぶがんばり過ぎちゃいました。
大丈夫ですかね?
すみません。
その後でまた部活行ったから、今日はゆっくり休ませてあげてくださいね。
それから、本当によくがんばって、あと少し、あと少しで泳げそうなので、夏休みに一度どこかで見てあげてください。
そうすれば、きっともう泳げるようになると思います。」
長男、ちゃんと逃げずにがんばったんだな。
泳げない自分と向き合えたんだな。
そう思うと、母ちゃんはそれだけで満足でした。
そして夏休み、父ちゃんは泳げない私たちの気持ちを理解して、考え改め、長男と何度かプールへ行って、泳ぎを教えてくれました。
まっ、母ちゃんの血を引く子!
そんなにスムーズにはいきませんが、今年のプールはよくがんばりました。
長男は私に似て、背も小っちゃいし、細い。
なのでパワー(力)がないんです。
だから部活だって万年補欠。
2年生や3年生が出てる試合にも出してもらえないことだってしばしば。
でもね、彼負けないんです。
くじけないんです。
「自信をなくす?」たぶんそんな言葉、知らないんです。
2学期に入って、運動会の選手決めなどが始まりました。
長男は昨日学校から帰ってリレーの選手決めの話をしてくれました。
「今日、運動会のリレーの選手決めがあったんだって。
だから、長男立候補したんだって。
それで、やりたい人でタイムを計って、長男予選で3位だったから、決勝まで出れんかった…。
あともう一人、あともう一人抜かすことができたらな、決勝に出れたのに…。
くそ~、くやしい~」
そんな報告を聞けて、母ちゃんは嬉しく思いました。
「へぇ~!立候補できたなんてすごいね。
決勝出れなかったのは残念だけど、母ちゃんは長男がまずはやりたいって手を挙げたことがスゴイことだと思うよ。
今度は勝てるといいね。」
長男、「うん。また来年がんばるわ。」
そして長男が続けて言いました。
「明日は応援団を決めるんだって。
長男応援団は絶対やりたいんだって。
だから明日は応援団に立候補する。
ウワ~っ、応援団ぜ~ったいなりたい!
なりたいけどけど、なれるかな~。」
母、「応援団に立候補するの?
イイじゃん!イイじゃん!!がんばって。
まずは立候補するってことがスゴイじゃん。
へぇ~、応援団なれるといいね。
がんばってきて。」
そんな会話を繰り広げた翌日の今日、長男がご機嫌で帰ってきました。
「母ちゃん、応援団になれたんだって!
大きい声出した人がなれることになって、長男4番目に大きい声で、応援団になれたんだって。
他にもやりたい人いっぱいいたんだけどさ、やったー!!
めちゃくちゃ嬉しい~!!」
本当に、想いが叶ってよかったです。
長男、数々の挑戦をしてますが、実は実っていないことの方が多いんです。
それでも、彼はやりたいと思うことをやる前から諦めるということがありません。
その子その子、その人その人にとって、きっと活躍できる場所は違います。
だからこそ、ひとつのことが上手くいかないからって色んなものを諦めてしまうことだけはしてほしくないなって思っています。
これからもどんどん色んな事にチャレンジして、自分の力となるものを、そして自分の場所を見つけて行ってくれたらいいな。