月別アーカイブ: 2014年4月

ディプロマコースいよいよ、実践編へ!

おはようございます。


ステンドグラス教室を開講して、4月で無事1年を迎えることができました。


生徒数23名、多くの皆様の温かい応援やご協力あって、また新たな


1年をスタートさせることができました。


今日はそんなステンドグラス教室のディプロマコースでの実践の様子を


お伝えしたいと思います。




ディプロマの生徒さんは、それぞれ目的や目標を持ってレッスンを


受けています。

なので、レッスン内容もそのペースも、目標によって


違うのですが、ディプロマの生徒さん達には、数々のチャレンジの場を


用意しているのが他教室とはちょっと違う特徴です。

数多くの作品を作り出し、ステンドグラス展では屋号に合わせて

自己PRを含めたオリジナルカードを製作してもらいました。

自分の作品をお客さまに見て頂くという機会と共に、実際に販売

することでお客さまの声を聞いたり、ニーズをくみ取ったり、

そして、店主の方からご講評をいただいたり、初めてのことが

いっぱいのステンドグラス展を経験していただくことができました。


そして次の試みは、お客様から実際に直接オーダーを受けて、

それを作って納品するという、実践を交えた挑戦です。

今回挑戦したのは、玉虫堂という屋号のディプロマ女子!

実際にお客さまからの注文を受けて作ってみたい!という彼女の希望と、

「カラフルな表札を作って欲しい」というお客さまの要望をマッチング

しました。

もちろん、お客様には、私が技術力を認めた実力のある生徒が

作ること、もしできなかったり、不十分な箇所があれば私が

責任を持って完成させて納品すること、そしてお客さまの好みに合った

テイストの商品を提供できる生徒が作ることなどのご了解をいただき、

納得していただいてからのオーダーという運びになりました。

前置きが長くなりましたが、玉虫堂ちゃんの実践は、まずはお客様との

打ち合わせから始まりました。

とにかく何もかもが初めての玉虫堂ちゃん。


お客様との打ち合わせももちろん、進行は玉虫堂ちゃんです。

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お客さまに許可を得て、私は撮影とお客さまのカワイイおこちゃま担当!

玉虫堂ちゃん、かなり緊張してます。

しかし笑顔、Good!

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そして、さすが!!
私の出す魔の宿題をおよそ1年、乗り越えてきただけあって、お客様への
デザインのご提案も、数日間でたくさんのパターンを準備して
提出することができました!
お客さまにとってはイメージがしやすいし、また選択肢もあるので、より
オーダーメイド感があってイイご提案です!
お次はガラス選び。
ちょっとお客様と玉虫堂ちゃんの選び倦む姿が垣間見られ、おこちゃんが
飽きてきました。
すっごくがんばった玉虫堂ちゃんでしたが、最後はちょっぴっとヘルプ!
一番大事なのは、お客さまであること。
そこは絶対に変わらないことなのでお客さまのために少しだけヘルプに
入らせていただきました。
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そして玉虫堂ちゃん、初めてのオーダーメイド作品を制作中!
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これまでで一番、丁寧に、慎重に、そして妥協することなく製作を
進めていきました。
そして数日後、写真が何枚か届きました。
何枚写真が送られてきたかな。
なぜ何枚も写真が送られてきたかと申しますと、写真も私に随分
ダメだしされてきたからです。
でも、今回は丸カンをつける位置をお客さまに見て、選んで
いただかなくてはなりません。
そこで、たくさん写真を撮って、いい写真をお客さまに見ていただこう
と私のところへたくさんの写真を送ってくれました。
その数日後、「先生、ガラスがひとつ割れました…。」と自宅から
連絡がありました。
「自信がないから、次の教室で先生に見てもらいながらガラス
はずさせてください。」と言っていた彼女。
「外せないのではなく、外すしかないよ。
無理なら今度の教室でやるけど、やれるならやってみて!
今そこをすぐに飛んで行けない場所だと思って!」と、やさしいんだか
怖いんだか、よくわからない助言をする私。
本当は背中を押したかった。
その言葉の意味が通じたのか、数時間後「自分で外すことが
できました!」というメールが届きました。
「さっきは悲しくて泣きそうでしたが、今は嬉しくて泣きそうです。」
そうだよね。
ステンドグラスは作るよりも手直しや修復することの方が難しく、
手間がかかります。
なので、作るという実力はついてきても、修復するという作業はひとつ
技術がステップアップしないと出来ないんです。
でも、だからといって、出来ないからといつもそこを避けていては、
できるようにはなりません。
今回は、きっと彼女を成長させるためのチャンスだったんですね!
そして、完成した表札がこちらです。
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カラフルでとってもカワイイ表札ができあがりました。
お客さまも、「カワイイ~!!」と大変喜んでくださり、玉虫堂ちゃん
がんばった甲斐がありました。
このたび貴重な経験をさせてくださった、お客様には感謝の気持ち
でいっぱいです。
本当にどうもありがとうございました。
そして玉虫堂ちゃんのブログでは、彼女の成長を見守るお母さん
からの言葉なども紹介されています。
よかったら覗いてみてくださいね!
ちなみに、ディプロマでは生徒さんを育てるため、色んな手段を使い
かなりS的な私ですが、エンジョイコースではとってもやさしい先生
なんです Queenly
是非、興味のある方は体験、見学、お待ちしていま~す!


長男の心に火をつけたのは?!

こんばんは。

三年生の3学期、態度を改め、通知表を楽しみにしてた長男、

実はあえなく撃沈!

先生にその理由を尋ねたところ、「三学期は一年間のまとめだから、

三学期だけがんばっても変わらない。」と言われて帰って来た

長男でした。

しかし、先生の言葉を聞いて、「4年生は最初から頑張ろ。」と

前向きの姿勢をみせていた長男に、最近母はちょっぴり頼もしさを

感じるようになってきました。

そんな長男、4年生になってなんだか勉強に対する姿勢も

ちょっぴり変化してきたように感じます。



3年生ではとにかく字を丁寧に書くようにと言われ続けてきた彼が、

クラスで3人しか合格しなかった漢字テストに合格してきました。

驚いたのは、テストの点数よりもむしろその字の丁寧さ。

どんなに先生に言われても、ミミズがへばり付いた様な字を

ここ数年書き連ねて来た彼の字が、ちゃんと力の入った読める字に

なってる!

高学年になるとこうも違うのか、と黙って見守って来たけれど、

どうやらそれにはあるきっかけがあったことが、わかりました。




今日夕食の時に長男が学校の話をしてくれました。

「4年生、面白いよ!

面白いのは僕達のクラスだけかもしれないけどね、おもしろいことが

あるんだよ。

きれいな字で書けたり、いいことをしたりするとベリーグッド賞が

もらえるんだ。

ベリーグッド賞を10個貯めるとシールに変わって、そのシールをまた

10個貯めると今度は金ピカシールにかわるの。

そして金ピカシールが5個貯まると、つまり500個ベリーグッド賞を貰うと、

給食が一回だけ優先的にお代わりができたり、席替えの時に1日だけ

好きなところに座れたりするんだよ。」

母、「ヘェ~、スゴイね!なんだかおもしろそうだね。」

長男、「うん、そうだよ。長男はね、給食のおかわりの券を

狙ってるんだ!」


なるほど!

完全に先生の策略にハマってるわねっ!!  笑う

でも楽しそう!!

よ~く考えてみたら、おかわり一回のために500個のベリーグッドを

集めなきゃいけないんだけど、こんな風に子ども達の心に

火が着いて、楽しく勉強や学校生活に取り組むことができるなら、

これってスゴイことじゃない?!

それに、案外まだまだこんなところに喜ぶカワイイところもあるのね

って、母はなんだか嬉しさを感じずにはいられませんでした。



4年生もまだまだスタートしたばかり。

今年度もきっと紆余曲折、色んな事があると思いますが、

母はあなたを信じて見守って行くよ がんばるよ

フレーフレー長男!

ガンバレ、ガンバレ、長男 ラヴ