ニジイロマルシェ
10月30日(金)、31日(土)
AM10:00~PM3:00
場所:愛知県瀬戸市大坪町33-1
Nijiiro Lamp工房と庭内
駐車場は葬儀会館 『ティア瀬戸南』さまのご厚意で、第2駐車場をお借りしています。
キミチャレに挑戦した長男、その続編(最終話)です。
キミチャレ2015 その①は←コチラ
キミチャレ2015 その②は←コチラ
キミチャレ2015 その③は←コチラ
キミチャレ2015 その④は←コチラ
キミチャレ2015 その⑤ は←コチラ
9月19日、キミチャレ報告会に当日朝、行くことに決めた長男は、もちろん発表の練習なんて1度もしていませんでした。
そんな長男を、実は内心ドキドキしながら見ていた母、
「練習してないけど、話すこと決まってんの?大丈夫?」と声をかけると、
「大丈夫。」という声が返ってきました。
どこから来るのかその自信!
案外度胸は座ってんのか(笑)?!
とヒヤヒヤしながら見守る中、長男は大勢の人の前でちゃんと発表していました。
ただ発表後、スタッフの方や担当者さんに、報告書をみんなの方に見せるように声をかけられていたようでしたが、それだけは頑なに拒んでいたのがなんだか笑えました。
きっと、色々思うところがあったんでしょうね(笑)。
そして発表後、ゆっくり話す時間もなく、長男は部活へと向かいました。
夕食の時、母ちゃんはキミチャレ報告会を終え、長男と色々話したいなと思っていました。
来年キミチャレを楽しみにしてた次男も、学校で長男の友達に「長男、昨日キミチャレのことで相当先生に怒られて、学校残されとっただろ?」という話を聞いてきたようでした。
そのことで次男が、「キミチャレはやっぱやめよ。」と言い出したので、母ちゃんは長男の気持ちが知りたいと思いました。
母、「長男、今日はどうしてキミチャレ報告会行こうと思ったの?」
長男、「ん〜、わからん。色々。なんかわからんくなって。
先生は学校の代表なんだから、もっとちゃんとしんとって言うし…。
でも先生の言葉も責任なさすぎだし。
やり直さんと持って行かんって言ったのに、やり直してももう持って行かんって言うし…。」
母、「そうか。」
長男、「茶封筒に入れてけば良かったな。」
母、「あっ、そうだね。じゃあ今度からは茶封筒に入れよってわかったから、良かったじゃん。」
長男、「そうだね。今度からはそうしよ。」
母、「母ちゃんはさ、自分でキミチャレやるって決めて、応募して、自分で調べて、ちゃんと動いて、自分で考えて最後まで発表した長男のことスゴイと思ってるよ。
ホント、尊敬してる。
自慢の息子だ!」
長男、(笑)
母、「で、今日の発表はどうだった?」と聞くと、他の子の発表の良かったことが出るわ出るわ(笑)。
長男、「一番スゴイと思ったのはね、ロボットの子。
あんなの作れるなんてすごいよね。あれはスゴかった。
手品の子も良かったね。
長男最初はハトが本当に出てくると思ったんだってぇ。
だから本当にハトが出てくるやつ、見たかったなあ。
それからあのお菓子作ってカフェやった子たちのも良かったよね。
本当にケーキ作ったりしてさ。
発表は電車の連結の子が上手だったな。
車の絵を描いた子もスゴかったね。細かく描けてたし。
全体的に夢を叶えるってことが多かったね。
そうそう、建築家のKちゃんのもスゴかったぁ。
すごくわかりやすかったし、写真とかあって良かった…。」
と、話は大変盛り上がり、長く長く続きました。
思ってた以上に、みんなの発表をちゃんと聞いてて、本当にびっくりしました。
おおお!
みんなの発表、楽しんで聞いてたんだなぁって。
するとそれを聞いてた次男が、
「建築家って何?
僕は隠れ家作りたいんだけどな。
やっぱやろうかな…」とだんだんキミチャレ報告会の楽しそうな様子に目が輝いてきました。
そして最後に、長男が言ったのは、
「来年はもっともっとやりたいことをよく考えて提出する!」でした。
母ちゃんはこのキミチャレでたくさんの気づきをいただきました。
キミチャレって、子どもたちだけのチャレンジじゃないんだなってこと。
親もその周りにいるオトナも、みんなが考え、そして成長する機会があるんだなってこと。
それをどう受け止めるかで、本当に一歩先は全然違う人生になる気がする。
「『キミチャレ』めんどくさいからやめて」って言ってるお母さん、絶対もったいないよ!
どんな時にも、何をやるにも、やっぱり自分次第なんだな。
楽しく話してるだけで楽しくなってきて、ワクワクしてドンドン色々挑戦したくなるし、悪いことばかりに目を向けていると楽しくなくなる。
でも、目の前にあるそのことをどう楽しもうかって考えたら、毎日が本当に楽しいね。
最後に色々ドタバタありましたが、長男はやっぱり本当によくやりました。
イイ経験ができました。
素敵な経験をさせてくださったみなさん、サポーターのみなさん、本当にどうもありがとうございました。
たくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。
これでキミチャレ2015のお話シリーズは終わりです。
長らくお付き合いくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。