こんにちは。
今日はステンドグラス教室の生徒さんの作品をご紹介します。
瀬戸市にお住いの森さんの作品です。
今日は、生徒さんに許可をいただいて、お名前も公表させていただいております。
お母さまからのご依頼で、色選びから、ガラス選びと、こだわり抜いて作られたオーナメントです。
色鮮やかな黄色、緑、赤が映えるとても素敵な作品に仕上がりました。
ステンドグラスは、実はハンダの盛りが腕の見せ所です。
こちらのオーナメントは、そのハンダがとてもキレイに盛られています。
ハンダは程よい量で盛られると、線が細く見えます。
ハンダが少ないと、強度も弱く、ガラスとガラスの継ぎ目が生々しくさらけ出します。
また、ハンダが多過ぎると、それはそれで線が太く野暮ったくなり、必要以上に重い作品になってしまいます。
こちらの作品は、その強弱で、より優雅で迫力ある作品に仕上がりました。
ハンダの盛りや強弱で作品の雰囲気も変わるので、ステンドグラス作品に出会った時には、是非そこのところも見てみてくださいね!
また、ガラスカットの中でも”えぐる”カットはとても難しいのですが、森さんのこちらの作品、えぐってえぐってえぐってと、えぐりカットを重ねることにも挑戦しました。
こちらのオーナメントを作ることで、いくつもの挑戦を乗り越え、着実に腕を上げられました。
こちらの作品、しばらくはこのままオーナメントとして楽しまれるそうです。
そして、”ランプにしたくなった時には、ランプにしようね!”と森さんと相談しています。