こんばんは。
ここ最近、日中は気持ちがいいほど温かくなってきましたね。
我が家では温かくなってくると、長男が「そろそろ坊主にして!」と大好きな坊主を
ねだります。
すると、旦那さんのバリカンが出動!
長男は、「やっぱいいわ!洗うの楽だし、乾くの早いし、前に髪の毛がきて
うっとうしくないし!」とかなりご満悦な様子。
そんな長男を見て二男は、「いやだ、坊主カッコ悪いもん。」と言っていつも
母ちゃんにハサミでカットしてもらっています。
先日長男は、新学期が始まる前に坊主にしました。
毎日長男の坊主の良さを聞かされる二男、新学期が始まって1週間が経ち、
突然、「ボクも坊主にするー!」と言い出しました。
母ちゃん、「なんで?坊主嫌だったんじゃないの?」
二男、「だって、洗うのも早いし、乾くのも早いもん!」
母ちゃん、「本当にいいの?」
二男、「うん! 」
ということで、二男も坊主にすることになりました。
一応母ちゃんと父ちゃんで秘かに相談して、長男よりは長めの坊主に
しておこうということになりました。
坊主にした二男、なんだか可愛かったなぁ。
本人も気に入ったようで、翌日、2人は元気に登校しました。
が、その夜、二男は怒りと悲しみで胸をキュンと痛めて帰ってきました。
二男、「もう、僕絶対坊主にしない。
今日、学校でハゲって言われた。 」
母ちゃん、「あらそう?!坊主はハゲじゃないのにね。
それは悲しくなっちゃったね。それで二男、どうしたの?」
二男、「今度絶対やり返してやる!」
母ちゃん、「やり返すって、何をやり返すの?」
二男、「嫌なこと言ってやる」
母ちゃん、「二男はさぁ、ハゲって言われてどんな気持ちになったの?」
二男、「嫌な気持ちになった。だからぜ~ったいやり返す。」
母ちゃん、「それは母ちゃん嫌だな~。悲しい気持ちになったり、嫌な気持ちに
なったのはすごくよくわかるけど、そういう気持ちを相手にもさせちゃうの?
二男、「うん。」
母ちゃん、「それは二男がやさしい子になるために起こったんだな。
人からされて嫌だなって思ったり、悲しい気持ちになった時は、そのことを絶対に
忘れちゃダメだよ。
二男には、同じことを言ったらお友達が嫌な気持ちになったり、悲しい気持ちに
なるなって気付いてほしいな。
たとえば、坊主の子を見ても、絶対にハゲって言わないないようにするとかさ。
お友達が悲しむことを言わない、しない、そうなふうになってほしいな…。」
二男、「う~ん…。」
母ちゃん、「どうする?明日そのお友達に嫌なこと言うの?」
二男、「言わない!」
母ちゃん、「よしっ!それでこそ二男だ!!」
二男は小さいころから人の目をすごく気にする子なんです。
だからこそ、褒められればがんばるし、人に喜んでもらおうと一生懸命する、
いいところもたくさんあるけれど、自分が正しいと思ったり、こうしたいと思っても、
人の目や人の言葉を気にして、それを曲げるところも多々あります。
母親としては、将来、人の言葉に傷つき過ぎないように、もう少し自分を信じて
強くなって欲しいと願っているんです。
だからちょっと、厳しくなっちゃうな…。
その後、二男はまだ気持ちが収まらなかったようで、長男のところへ行って
話をしていました。
二男、「今日お友達にハゲって言われた。」
長男、「はっ?ハゲは坊主とは全然違うじゃん 」
二男、「でも、お兄ちゃんだけでしょ?坊主なの?」
長男、「えっ?もっといっぱいいるって。野球部の子とか多いよ。」
二男、「ホント?」
長男、「うん、00君も00君も坊主だよ。」
二男、「ホント?」
その後、長男のおかげで機嫌も治り、布団に入った二男でした。
こういう時は母ちゃんよりもお兄ちゃんの方が役に立つのね。
ちなみに、この夜も旦那さんはお仕事だったので、旦那さんとのやり取りは
ナシ!
二男よ、がんばれ!
もっともっと、強くなれ!!
そしてドンドン、ドンドン壁を乗り越えろ!!