我が家の春休み 2

おはようございます。

今朝は二人揃っての初登校を送り出し、なんだか清々しい朝を迎えました。

いつもより早く家事もやり終えたので、朝からブログの投稿です!

さて、我が家では春休み中、久々に長男のゲーム欲しい熱が上がり、

騒動が勃発しました!

春休みになったばかりの頃、長男と一緒でずっとゲームを持ていなかったお家で

プレステ2を一緒にやって帰ってきた日の夜です。

久々のゲームに、楽しかったという大満足の夜を通り過ぎた翌日、

「プレステ2を買って」と言い出したのです。

長男のゲーム熱といえば初めは1年生の時のDSでしたが、しばらくすると

その熱は冷め、その後は野球に熱が入り、全く欲しいと言わなくなりました。

なので、今回のゲーム熱は第2段ということになります。

久々のゲーム熱は、

「プレステ買って。なんで買ってくれないの?」の連打を私と旦那さんに

浴びせ続けるものでした。

母、「プレステって、いくらするものなの?

で、どこに売ってるの?それで何がしたいの?」

すると即答できなかった長男は、なんだか色々調べて紙に書き始めました。

しばらくすると、それが2万円ほどして、ネットで買えて、野球ゲームがしたいと

報告に来ました。

私と旦那さんの答えは一緒でした。

「買えません…。」

でも、この日の長男はしつこかった!

ただ買ってと泣きじゃくる長男に私は言いました。

「母ちゃんも、父ちゃんも、欲しいモノなんでも持ってると思う?

母ちゃんも父ちゃんも、欲しいものはある。

でも、それがいつでもすぐに手に入るわけではないから、母ちゃんも父ちゃんも

それを手に入れるために、どうやったら手に入れることができるか

考えてるんだよ。

そのために、計画を立てて、何かを我慢したり、仕事を頑張ったり、節約をして、

お金を貯めて、欲しいものはやっと買えるの。

母ちゃんと父ちゃんは、長男に泣いたら欲しいモノが手に入るとか、

誰かに頼んだら欲しいものは買ってもらえる、とは思ってほしくないの。

欲しいものがあったら、どうしたらそれを手に入れられるのか考えてほしいの。

それから、そのためには何かをがんばってほしいの。

大人だって汗水流して働いて、やっとご飯が食べられるんだよ。

楽して欲しいモノが手に入るなんて、絶対長男には思ってほしくないんだよ。」

母ちゃんと父ちゃんの気持ちを聞いた長男は、それからゲームを買ってとは

言わなくなりました。

そして、しばらくすると紙と鉛筆を持って、父ちゃんのところへ何かを

相談に行きました。

後で聞いたところによると、長男は父ちゃんに、”お手伝いをたくさんするから、

その分おだちんをちょうだい”という相談を持ちかけたそうです。

で、父ちゃんは「父ちゃんもゲームやりたいから、長男がゲーム代半分貯めたら、

父ちゃんが半分出してあげる。」と言ったそうな。

ハードルが少し下がったので長男のやる気は上昇!

その日から長男の張り切りお手伝いが始まりました。

ただし、お手伝いと言っても全てが金額換算されるわけではありません。

これまで通り、洗濯物干しや夕食の準備、自分のことに関することには

おだちんは出ません。

今まで母ちゃんや父ちゃんがやってきたことを手伝って、できた時に初めて

おだちんは出ることになりました。

その日から彼が始めたお手伝いは、植木鉢と庭の花の水やり、庭の草抜き、

ゴミ捨て、トイレ掃除、玉ねぎや野菜の皮むきなどの下ごしらえ、米とぎ、

以前からやってた風呂掃除…。

いつまで続くかとも思いますが、その意気込みは伝わってきました。

確か初めてやった1年生の時のトイレ掃除は「もう疲れる~。トイレ掃除イヤ。」

と言っていたのに、今回は何も教えていないのに、トイレ、ピッカピカッ!!

文句の一つも言わず、ただひたすら磨いていました。

母は感動してしまいました。

「これ、もしかしたら母ちゃんや父ちゃんよりもトイレ掃除上手かも!

すっごくキレイ!新品みたいになってる!スゴイスゴイ!!」

長男は、もうトイレ掃除が嫌いじゃなくなりました。

今は、今度はいつトイレ掃除がやらせてもらえるかと心待ちにしているようです。

こうして長男のお手伝い熱は春休み中続き、その熱が二男にも伝わり、春休みは

兄弟競ってお手伝いずくしの日々となりました。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

ちなみに、夕食のお手伝いはまだまだ修行中の二人。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

包丁もまだぎこちないので、目が離せません。

でも我が家にはこんなオキテがあります。

”最初から無理と決めつけないで、やってみよう、やらせてあげよう”

だから、おチビちゃん達が「やりたい」と言ったら、親も我慢!

手と口を食い縛って、やらせてあげることにしています。

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

でも、料理の修業は二人とも大好き。

おだちんなんてなくても積極的にやっています。

いつか、二人の手料理が食べられる日を心待ちにしている母でした。


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