理不尽な環境ど〜んと来い!

こんにちは。

今日は我が家の少年達の部活についてのお話。

 

 

我が家の長男、次男、実は別の野球チームに属しております。

長男は小学校の部活で、月、水、金、土、日、祝日が活動日。
そして時々木曜日。
つまりは1週間の内、休みはほぼ2日間の16時以降のみ。

 

 

 

そして次男はというと、自分でお兄ちゃんとは別の野球チームを探してきました。
次男が探してきたチームは、活動日は週1か週2の土日のみ。
練習場所も家の近くのグランドか、遠方のグランド。
しかし次男はそのチームに入る前から、グランドに遊びに行った時、練習に入れてもらっていたらしい。
そんな次男、小2の時に何度かチームに誘ってもらったが、両親共に仕事があるので遠方の時に送って行けないからと、ずっと断っていました。
しかしそんな中、次男はそのチームの監督さんと相談し、そういった事情を踏まえて誘って頂き、入会することになりました。

 

 

二人のチームは活動の仕方も違えば、取り組み方、考え方も全然違います。
長男のチームが大事にしてること、それは勝つこと。
勝つことが1番なので、どんなにチビ助達が頑張っても、身体が大きくパワーのある子たちが練習を休んでも、試合に出る選手が覆ることはありません。
補欠のチビ軍団は、選手の待機が長くなるからと、先に開会式だけ出て、試合は見学、負ければ走る。
と、まぁはっきり言って同じ学年の子どもでも実力主義。
行動パターンが変われば、対応も変わる。

 

 

片や次男のチームが大事にしてること、それはそれぞれの成長。
入会する時、監督さんに、「次男君がこれからどんな風に成長していくか6年生まで見守りたい」と言って頂きました。
昨年出来たばかりの弱小チームで、39対0とか13対0とか、負け試合ばかりだけど、その後で振り返りの会議をしたりもしている。
なんだかとても楽しそうな次男です。

 

 

でもね、これどちらのチームがいいとか、悪いとかそういうことが言いたいわけじゃないんです。
長男が選んだ道、次男が選んだ道、それはそれぞれ違うということ。
大事なのは、自分で選択したということ。
そして、それぞれが何を大事にして、何を優先的に決めているかということだと思うんです。

 
 

長男には、大好きな友達がいる。
そして野球も好きだ。
だからその友達と一緒に野球の練習ができること、それを長男は大事にしている。
その次に大事にしたいのは家族だ。
家族との時間も大事にしたい。
それから長男にはやってみたいことがいっぱいある。
だから平日の練習は休まないが、土日の試合は見ているだけなので優先順位は下がる。
”練習は休むけど、試合は休まない”、というみんなとは真逆の選択をしている。
でも、それも長男が自分で決めた道なのです。

 
 

次男はというと、野球も好きだが、平日はまだまだ友達と遊びたい。
が、試合に出るのも好きだから、ほぼ全員出してくれる今のチームがいいのだ。

 
 

長男は今年から5年生。
もう色々なこともわかってきて、ある意味見極めというものもできるようになってきました。
世の中、全て思い通りになんてなるもんじゃあない。
「一生懸命やれば、いつかは試合に出れるよ!」なんて、無責任なことを言うつもりはありません。
だからと言って、親が文句を言って変えられることなんて、ほんの一瞬の小さな時期だけです。

 
 

だったら、どんな環境だって自分が選んだ道なのだから、それにぶつかったって、飛び越えたって、避ける方法だってなんだっていい、自分で選択してほしい。
選択して、決断して、自分の決めた道だから、人のせいにはしない。
何を選ぶかはすべて自分次第。
そうやって生きていってほしいと母ちゃんは思っています。

 
 

だから、どんなに理不尽な環境だって、小さい頃にど〜んとぶつかることは、母ちゃん無駄じゃないって思ってるよ。

 

それを自分の選択で乗り越えた時、きっともっと強く、そしてもっとたくましく、自信が持てる自分になれると信じてるから。

 
 

だから、これからも母ちゃんは、君たちの選択を応援していくよ。

 
 

ちなみに以下の写真は我が家で撮れた偶然のワンシーン「大きなカブ山田家編」です!!
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