子どもの思いやり!

こんにちは。

最近、日が少しずつ長くなって来ましたね。
遊べる時間も長くなって来て、おチビちゃん達には、またまた羽根が生えそうです!
そういえば、長男は1年生の二学期頃から、我が家流自転車テストに合格して、友達の家へ自転車で行っていました。
もう2年以上前の話になりますが、あの頃はあの頃で、色々な事件がありました。
自転車が溝に落ちて、雨の中泣いて帰って来たり…色々ね。
なんだか懐かしいです。
しかし、次男は未だ我が家流自転車テストに合格していません。
だから、合格するまでの次男の移動手段は…徒歩!
ご近所にお友達がいれば、当たり前の移動手段ですが、次男が遊ぶ約束をしてくる友達の家は、大人の足で徒歩15分~20分位かかるお友達ばかり。
もちろん家へ遊びに来てもらう時は、みんな車でやって来ます。
しかし、我が家では基本、友達の家へ遊びに行く時は、その方法も自分で考えるのがお決まりとなっています。
やることさえ夕食時間迄にやって、帰宅が門限時間に間に合えば、あとは行き先さえ告げれば、何処へだって遊びに行っていいんです。
だから、次男は友達と遊ぶ約束をした日は、急いで学校から帰ってきて、「今から○○君家行って来るね」と言って、猛ダッシュで、友達の家まで走って行きます。
しかし、時々失敗もします。
何を妄想したのか、「近道を覚えたよ」と言って、反対方向へ走って行ったことがあります。
心配して待っていたら、その日は30分ほどして、「道に迷った。友達の家、見つけられんかった」と落ち込んで帰ってきました。
そりゃそーだ!
家のある方向じゃないもんね。
と思ったけれど、自分で「もう近道は、やめる。道に迷うから。」と言ったので、ツッコムのはやめておきました。
さて、話は、だんだん今日の題名からズレてしまいましたが、ここからが今日の本題です。
次男は昨日も、いつものように帰宅すると、猛ダッシュで友達の家まで、走って出かけて行きました。
そこで友達と話が弾んで学区内の神社へ遊びに行こうということになったそうです。
これまたその友達の家から、神社までは、かなりの距離があります。
その日は三人で遊んでいて、1人の友達は自転車で来たので、じゃあ自転車で神社まで行こうということになったようです。
しかし次男は自転車じゃない。
そして次男はすでに持久走大会の2倍の距離を猛ダッシュしてきている。
そこで三人は考えました。
二人は自転車に乗り、三人で交代交代で走ろうということになったそうです。
そして、次男は神社で遊び終えると、そこから直接家へ帰った方が近いからと、神社からまた走って帰って来ました。
ものすご~くたくさん走って、疲れただろうに、次男の顔はとても清々しくて、なんだがとっても嬉しそうに見えました。
そしてその日のいきさつを色々話してくれました。
自転車テストに合格してないのに人の自転車⁈
っと、突っ込みたいことや危険だと思われることも多々あるとは思いますが、子どもって素晴らしいとは思いませんか?!
ちゃんと今ある目の前の状態を受け止めて、友達の状態、そして友達の気持ちや自分の気持ち、色々考えて三人で相談して、”三人で交代で走ろう”と決めたんですね。
大人は子どもを困った状態にならないようにとしがちですが、子どもはそんな時、どうしたらいいかを考えて、元々持っている思いやりの気持ちを発揮できるのかもしれませんね。
もしかしたら、大人が困った状態にならないようにと張り切り過ぎると、そんな子どもの思いやりを発揮するチャンスを、摘んでしまっているのかもしれません。
今回次男は、友達のやさしさに触れて、友達へのありがたいという気持ちが、話の中にたくさん溢れていました。
少しニュアンスは違うかもしれませんが、次男は感謝という気持ちを、ここで経験したのかもしれません。
今度は次男が、お友達がしてくれたように、友達を思いやったり、いたわったりしてあげられるといいなと願っています。
次男のお友達へ、ステキな思いやりとアイデアをありがとう  

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