長男の決意 その1!

こんにちは。

11月になりましたね。

最近は、1年が過ぎるのがびっくりするほど早く感じる今日この頃です。

さて、先週我が家では、小学校3年生の長男から色んな決意と思われる発言が

ありました。

今日は、その発言と、それにまつわるお話を二つしたいと思います。

まずはひとつ目の話です。

先週の初め、長男が父ちゃんと母ちゃんにお願いがあると言い出しました。

それは何かというと、「明日から、宿題やれとか、やった?とか、もう言わんで

ほしい。

言われなくてもちゃんとできるかやってみたいんだって。」

ふむふむっ  はははははははふむふむ

それはいい提案だ!

そんな提案を受けて、反対する親はいない!

ということで、翌日から親の我慢と忍耐の日々が始まりました。

翌日、長男は帰ってすぐに友達の家へ遊びに行きました。

日が暮れる時間も早くなってきたので、5時にはお友達の家を出る約束を

しました。

自宅に帰って来たのが5時15分。

「ただいま!」と慌てた様子で帰ってきました。

母は、「おかえり!」と言って、黙ってほかっておりましたが、長男は

聞いてもいないのに、

「あ~、今日信号が赤でさぁ。そこの交差点のところで足止めくらってさ~。」

と言いわけを始めました。

母、「ふ~ん。ちゃんと無事帰ってこれてよかったね。」とあっさり言うので、

長男はちょっと気が抜けた感じです。

どうやら、前回母ちゃんが留守を父ちゃんに頼んだ時に、厳しいおさたが

あったらしい…。

そんな母ちゃんの態度に安心したのか、長男は今度は二男と

遊びだしました。

時間は刻々と過ぎてゆくけれど、どこからどう見ても宿題をやろうとする

気配は全くありません。

どうせこんな事だろうと、母ちゃんは思っていましたが、ついに夕食後、

父ちゃんがぶち切れました!

「長男、宿題いつやるんだ!早くやれ!」

父ちゃんの気持ちはよくわかります。

確かにホント、イライラするよね。

でも母ちゃんは父ちゃんに言いました。

「父ちゃん、親も忍耐力がいるんだよ。

長男が昨日、自分でやるって言ったんだから、親はギリギリまで我慢して

待とう。

就寝時間9時までは、言うの我慢してとにかく待と…。」

宿題をやるやらないは、もうこの際、私的にはどうでもいいことでした。

宿題をやらずに学校でペナルティーをもらうのも自分、なんとか提出時間までに

要領よくやる方法を考えるのも自分。

結局、自分の行動は自分に帰って来るのだから。

でも、父ちゃんの気持ちを考えると、信じてくれる人の気持ちを裏切らないで

欲しい、そう願って、母も黙って見守りました。

こんな日はなぜだかやたら時計の針が気になります。

7時50分、こんな日でも奴の長風呂は相変わらずです。

もうっ!親の気も知らないで 怒る

お風呂から上がり、のんびり過ごす長男。

8時35分、ようよう宿題を持ってきました。

9時終了、就寝!

間に合いました!!

こんなもんです。

彼はギリギリにならないとやらないタイプ!!

でも、ちゃんと間に合ってよかった。

親の方はハラハラ、ドキドキですね。

でも、時には親も忍耐力が必要です。

我が家の夫婦会議では、父ちゃんがよく、「もう、あいつら全然言うこと聞かん。」

と腹を立てています。

そして母ちゃんがこう言います。

「子どもは大人のモノでも、家来でも、部下でもないよ。

だから、言うこと聞かないのは当たり前。

自分の思い通りにならないのも当たり前。

『言うこと聞かん』じゃなくて、一人の人間として自分の思いをちゃんと伝えれば、

もしわかってくれるなら話を聞いてくれると思うよ。」

父ちゃんも今は試練です。

子どもは日々、成長しています。

負けるな父ちゃん!

がんばれ!父ちゃん!!


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