先週の二男!

おはようございます。

今日は1年生二男の先週のお話をしたいと思います。

2学期が始まり、二男も学校に随分慣れ、手抜きも上手にするようになってきた

今日この頃。

しかし、二男の担任の先生はそんな子どもたちをしっかり見てくれています。

1学期、大人が一緒に時間割表を見て持ち物を準備しても、小学生になったら、

その時々で必要なものは先生の言葉を聞いて用意しなくてはなりません。

自分で覚えたり、連絡帳に書いたり、わからなかったら先生に聞いたりして、

忘れ物をしない方法は自分で考えなければなりません。

しかし、二男は忘れ物が多かった。

たぶん長男も多かったとは思うのですが、忘れ物をしていることも含めて、

学校での様子があまりわからなかったので、本人が乗り越えていく次第を

ずっと見守ってきました。

しかし二男の場合は違います。

忘れ物をすると、それを赤鉛筆で連絡帳に書いて持って帰ってくる。

なので親は何を忘れたのかがしっかりわかりました。

ある時、二男の連絡帳に、毎日赤で忘れ物が書いてあることがありました。

しかし毎日忘れ物が違う…  あはは…

私にできることは、時間割と連絡帳を見てわかる範囲の物を準備するのを

見守るだけでした。

5日ほど忘れ物が続いた日、連絡帳に先生から「忘れ物が多すぎます!」

ということを書かれ、持って帰ってきました。

さすがに”ヤバイ”と思ったのか、この日から連絡帳を見る以外に、次の日の

準備をする時、二男は明日の予定を頭で思い浮かべ、そのことについて

先生が今日言った言葉を思い返すようになりました。

そして「あっ!そうだ!!先生~って言ってた!」と思い出しながら準備を

するようになりました。

それから二男の忘れ物は一気に減りました。

といっても、まぁ時々はするんですけどねっ   笑

二男の先生は厳しいだけではありません。

時々スピーチをする機会を持たせてくれるそうです。

「明日は~について発表するから、話すことを考えて来るように」という宿題が

出ることも度々あります。

そんな時、二男は大喜びで宿題を始めます。

だって二男は1分スピーチが大好きなんですもん!

なので、こういう発表は大好きなんです。

発表が終わると、忘れ物では叱られてばかりの二男ですが、いつも先生に

褒めていただけるようです。

それがうれしいのです。

1学期の通知表にも、”自分の気持ちをちゃんとまとめてみんなの前で発表できる”

ということだけはちゃんと先生に認めていただけました。

前置きが長くなりましたが、二男の先生は何が悪いのか、

どこを直したらいいのか、そしてがんばっているところをちゃんと本人に

伝えてくれるんです。

そんな先生が夏休みに鍵盤ハーモニカの宿題を出してくれました。

一応親のサインが必要なので、私が聞いて、2回間違えずに弾けた曲には

サインをする、という特別やさしくもなく、特別厳しくもないルールにしました。

実は長男の鍵盤ハーモニカは、ほとんど聞いたことがなかったんです。

そんな宿題があったのか、無かったのか、それも今となってはわかりませんが、

長男はその分3年生のリコーダーでかなり苦戦しているので、それはそれで今

壁にぶち当たっているんだなと思います。

さてさて、二男の鍵盤ハーモニカの話に戻りますが、夏休みの宿題をやり終え

持って行った鍵盤ハーモニカを、先週また持って帰ってきました。

「あれ?どうしたの?」と聞くと、

夏休みの宿題だった”カッコウ”の試験があって、落ちたそうです ・・・

なのでその日の夜、一緒にまた練習しました。

途中で止まらないように、音を間違えないように。

翌日、二男はまた鍵盤ハーモニカ、持って帰ってきました。

「また落ちた。かっこうの”かっ”は、跳ねちゃだめなんだって」

そしてその夜、もう一度跳ねに注意して練習しました。

何度も何度も練習して、”かっ”跳ねずに弾けるようになりました。

といっても、完ぺきではありませんよ!

でも先生に本人が言われたところは、直して弾けるようになりました。

そして、翌日自信を持って鍵盤ハーモニカ持って登校していきました。

その日の午後、二男はまた鍵盤ハーモニカを持って帰ってきました。

途中で慌てて早くなったり、お休みを数えれなかったようです あはは・・・

Nijiiro Lamp  ~明日への一歩~

3日目ですが、文句も言わず、がんばってこの壁を乗り越えようとしている

二男に脱帽です。

そして、先生も昨日と違ってどこがいけないのか、どこがどうなったら合格なのかを

本人にちゃんと伝えてくれたようです。

ちゃんと先生の言った言葉を受け入れて、納得して練習しているんだなと

思いました。

もう、私が口をはさむところはどこにもありません。

ただただ、応援するのみです。

翌朝、心配だったのか、朝支度が済むとまた鍵盤ハーモニカを弾き始めました。

「よし!もう大丈夫!!」そう言って学校へ登校していきました。

午後、二男は鍵盤ハーモニカを持って帰ってきませんでした。

合格したのです!

やったー!!

やったぜ akn

二男は壁を自力で乗り越えました。

この経験で、二男はきっとすごく成長したと思います。

先生も、きっと1回で合格させてしまえば時間を取られなかったでしょう。

でも、こんな貴重な経験をさせてくれた先生に感謝です。

おチビちゃん達には小さな小さな挫折と失敗、そしてそこから立ち向かう気持ちを、

今からしっかり自分で育てていってほしい。

そう願いながら、今回は二男にたくさんのことを教えられた母でした。


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