こんばんは。
我が家で月極お手伝い制を始めて、1か月が経ちました。
8月の終わりに家族会議を開いた時には、みんなからいろんな意見が飛び出しました。
例えば、「玄関掃除とリビングの掃除の当番は決めてあったけど、その間の廊下の掃除当番を決めてなかったね。
9月からは玄関係が廊下も掃除したらどうだろう。」とか。
「庭の水やり当番さんは、確か庭の掃除もあったよね。
ゴミが落ちてたら、片付けるとかもしてほしい。」とか。
「米とぎ当番さん、ものすごく上手に炊けるようになって、おいしかったわ~」などなど、お褒めの言葉から叱咤激励や意見が色々出ました。
そして色々相談した結果、9月はまずは家の仕事ってどんなことがあるのか、みんなで全部やってみようということになり、8月とは違う係を担当することになりました。
中でも一番驚いたのは、次男が担当の係を8月よりも一つ多く受け持ったことです。
内心、母ちゃんは ”9月は学校が始まるのに大丈夫なのか?” と思っていました。
でも、次男が自分で決めたこと。
その言葉は飲み込んで、9月の成り行きを見守ることにしました。
9月。
いよいよ2学期が始まりました!
ある日の朝の風景です。
なんと次男、 朝6時半に起きて布団を畳み、ワンコの散歩へ行き、ご飯を食べて、洗濯物を畳んでいる。
出発時間7時半でも時間に余裕がある。
そして、時間に余裕がある時は自分で水筒の用意。
帰ってからは、洗濯物を取り込んで、友達と遊び、お風呂掃除に夕食の手伝いもする。
実は母ちゃんビックリしている!
あの、1学期は高田純次も越すほどの適当オトコが、月極お手伝いを始めてからというもの、率先して自分から動いている。
朝は、時間があればマンガ読んで、出発時間も忘れるほど読み込み、兄に置いて行かれて大泣きしていたあの次男が、洗濯物畳んで時間に間に合っている!
次男の変化はそこだけじゃあない!
「漢字ドリル、先生に返してもらってない!
うん、やらなくていいな。
ラッキー!」
って言ってた次男が、今日は
「あっ!先生忘れてる!よし。」っと言って、家にあった紙の端切れに、
漢字書いてる!
そんなこんなで、月極お手伝い1か月目で、次男は変化が見られるようになりました。
で、長男はというと、9月に入って1週目。
ワンコの散歩とごはんはがんばっているものの、担当部署のいくつかのお手伝いをためていました。
ほぼ毎日の6時間授業と部活。
その合間のわずかな時間も遊びたい。
どうやら、やりたいことだらけで時間の管理ができてない。
そしてある日、長男からこんな提案がありました。
「やっぱり、月極お手伝いはやめて、元のように日替わりにしたい」と。
で、母ちゃんは言いました。
「いいよ。
じゃあ、みんなで仕事を割り振って、助け合ってするのはやめて、自分のことは自分ですればいいんじゃない?
自分のご飯は自分で作り、自分の洗濯ものは自分で洗う。
自分が使ったトイレやお風呂、使ったものや通ったところのお掃除は自分でしてね。」
すかさず「やっぱいいわ。」という長男。
それからでしょうか、文句も言わず、もっとお手伝いを円滑に回す方法を探りながら、自分の担当の係の仕事を始めたのは。
廊下から玄関の掃除は長男の担当。
米とぎ当番も今月は長男です。
先月、「何でこぼすや~?」と次男に言っていた長男が、毎日お米をこぼして悲鳴を上げている!
驚いたのは日曜日にトイレに入った時の事。
トイレの便器がピッカピカ!!
すると長男が、「いい匂いするでしょう~!
ピッカピカに磨いたから、すっごくキレイでしょう ♪」となんだかとっても嬉しそうに報告してきました。
母、「うん、めっちゃくちゃキレイでびっくりしたわ~!
あ~、もう本当にキレイ!
それに、なんかいい匂い!
全然匂わんね。
生徒さんやアツコさん(スタッフ)も喜ぶわ~。
ありがとう!!」と言うと、照れくさそうに、笑顔でどこかへ行きました。
月極お手伝い2か月目も、まだまだ始まったばかりです。
きっと、ノリノリでできるときもあれば、疲れて荒れて、イライラすることも貯めちゃうこともあると思います。
でも、そんなこんなもひとつひとつ乗り越えながら、これからもみんなで協力してやっていきたいなと思います。