こんばんは。
オリジナルステンドグラスのお店「Nijiiro Lamp〔ニジイロランプ〕」やまだ です。
今日は「Nijiiro Lamp ステージ2までの話」の続きのお話。
物件①は”雨になると床下浸水”
物件②は”相続人が20人以上”
そこへ2016年秋、新たなるチャンスがやってきた!
築50年ほどの空き家となって13年となる古民家。
中を見学させていただき、とても素敵なところでひと目で気に入りました!
「家賃や条件がありましたら教えてください。
おいくらくらいならとか、いつ頃からならとかありますか?」
と尋ねると
「こんなところでいいなら、いくらでもいいですよ。
無理しないでお支払いできるだけでいいですよ。
その代わり、こちらも壊れたところを直すなどはできませんが。」
と笑顔でおしゃられたので、
”なんていい人なんだ!この古民家に出会うために、これまでいろいろあったのね”
と、もう天にでも登るかのごとく有頂天になったのでした。
さて、ここからは、着実に、そして具体的にスピード感を持って動いていかねばならぬ。
最初に動いたのは、家賃のご提案を一体いくらぐらいで交渉したらいいのかという問題。
「いくらでもいいですよ」
というのが一番難しい。
自分の頭の中では、これまで多数見てきた物件条件と、こちらの古民家の広さ、駐車場のスペースなどを考えて、7万円〜10万円くらいかなぁと想定する。
しかし、その考え方が妥当なのか、それともありえない数字なのかを確かめたい。
そこで、経営相談を行っている先生3人に、お考えを聞いてみることにした。
A先生:15,000円からの交渉
B先生:30,000円くらいが妥当な線じゃないか
C先生:70,000〜80,000円てところが相場じゃないか
全然ちゃうやんか!
そうだ。
大事なことは、誰かに依存せず、誰かに決めさせず、自分で決めて、自分でその責任を受け止めなければならない
それが自分で事業をするということ。
あくまでも私は、相談する中で自分が決めるための材料を探したり、自分の考えを見つけ出したり、一般的な感覚を知識として知るために相談をしている。
なので、答えを決めるとき、相談して得た答えに依存せず、自分がそれによって出た結果を、全部自分で受け止めるという覚悟を持って、決断する。
というわけで、色々、いろいろ、本当にいろいろ迷った結果、私はこの家賃の最初の提示額を30,000円と決めたのでした。
続く。