山田家の夫婦の話②の続きのお話です。
ぜーんぶぶちまけて、
「このままなら離婚!」
となった山田家夫婦。
そこからもう一度、夫婦としてやり直していくために、私たちはまず、互いに自分の思いをちゃんと話すことにしました。
今、何が嫌なのか
どんな暮らしが自分にとっての理想の家族や家庭のカタチなのか
自分が大切にしたいもの
これだけはお願いしたいこと
求められてもできないこと
色々、いろいろ話していく中で、驚くほどに知らないことが、お互いにたくさんありました。
お互いの中に、
”きっとこうでしょう、こうに決まってる”
という思い込みがたくさんあったことに、初めて気が付いたんです。
例えば、当時、私の理想の家庭といえば、こうでした。
”いつも家族みんなが笑って暮らせる楽しい家庭”
当時の私は、『もちろん、旦那さんもそう思っているに違いない。なのになんでいつも不機嫌なんだろ。』
と思っていました。
そう、私は、”人類皆そりゃ家族みんなが笑って暮らせるのが理想だろう”と思い込んでいたんです。
でも、旦那さんの考えは全然違っていました。
ここでようやく、私は
言葉にしないと、自分の気持ちは相手にちゃんとわらない
”自分が想像していることや考えていることは、相手も同じ”、ということはほぼない
察して欲しい、気づいて欲しい、わかって欲しいは私のエゴで、それは具体的に言葉で伝えなければ相手はもちろんわからない
ということに気が付いたのでした。
ここから私は、まず私自身が変わることを決めました。
そしてその第1弾として、自分ができないことやして欲しいこと、嫌なことは、できるだけ具体的に旦那さんに伝えるようにしていったのでした。
⇨ つづく