月別アーカイブ: 2018年6月

嫁が変われば旦那も変わる?!山田家の夫婦の話③

山田家の夫婦の話②の続きのお話です。

 

 

山田家の夫婦の話① はこちらから

山田家の夫婦の話②    はこちらから

 

 

 

ぜーんぶぶちまけて、

 

 

「このままなら離婚!」

 

 

となった山田家夫婦。

 

 

 

そこからもう一度、夫婦としてやり直していくために、私たちはまず、互いに自分の思いをちゃんと話すことにしました。

 

 

 

 

今、何が嫌なのか

どんな暮らしが自分にとっての理想の家族や家庭のカタチなのか

自分が大切にしたいもの

これだけはお願いしたいこと

求められてもできないこと

 

 

 

色々、いろいろ話していく中で、驚くほどに知らないことが、お互いにたくさんありました。

 

 

 

お互いの中に、

 

 

 

”きっとこうでしょう、こうに決まってる”

 

 

 

という思い込みがたくさんあったことに、初めて気が付いたんです。

 

 

 

例えば、当時、私の理想の家庭といえば、こうでした。

 

 

 

”いつも家族みんなが笑って暮らせる楽しい家庭”

 

 

 

当時の私は、『もちろん、旦那さんもそう思っているに違いない。なのになんでいつも不機嫌なんだろ。』

と思っていました。

 

 

 

そう、私は、”人類皆そりゃ家族みんなが笑って暮らせるのが理想だろう”と思い込んでいたんです。

 

 

でも、旦那さんの考えは全然違っていました。

 

 

 

ここでようやく、私は

 

 

言葉にしないと、自分の気持ちは相手にちゃんとわらない

”自分が想像していることや考えていることは、相手も同じ”、ということはほぼない

察して欲しい、気づいて欲しい、わかって欲しいは私のエゴで、それは具体的に言葉で伝えなければ相手はもちろんわからない

 

 

 

ということに気が付いたのでした。

 

 

ここから私は、まず私自身が変わることを決めました。

そしてその第1弾として、自分ができないことやして欲しいこと、嫌なことは、できるだけ具体的に旦那さんに伝えるようにしていったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

⇨ つづく

 

 

 

 


嫁が変われば旦那も変わる?!山田家の夫婦の話②

山田家の夫婦の話①の続きのお話です。

 

 

山田家の夫婦の話①はこちらから

 

 

 

結婚して、子どもが生まれ、どんどん、どんどん自分の思いを言葉にすることをやめ、ひたすら

言われたことに我慢をし、謝り、とにかく揉めないように、旦那さんが怒らないようにと言い返すことをやめた結果、

 

 

 

旦那さんのイライラはどんどん増し、怒りをぶつける頻度や、私や子供にあたる頻度はどんどん、どんどん増えていきました。

もう、旦那さんが家にいる時はいつも機嫌が悪く、当時私は、”どうしたら旦那さんの機嫌を良くできるんだろう”とそればかりを考えるようになっていきました。

 

その時、長男は年長、次男は年少、私自身も「せと・しごと塾」に入塾して、起業について学んでいたときでした。

そこへ来て実母と実父が同時に入院、子育てと看護と家事と課題、そしていつも機嫌の悪い旦那さん。

 

 

 

もう限界だ!

無理!

もう無理!

 

 

そう思ったら、涙と一緒にこれまで我慢していた言葉がどんどん溢れ出しました。

 

私は何が嫌なのか

どんな家族にしたいのか

私が大事にしたいこと

 

 

ぜ〜んぶ、ぜんぶ全部吐き出して、

 

 

「このままならもう無理。

このままならもう離婚。」

 

 

そう言っていました。

 

 

 

ここまで読むと、なんてひどい旦那なんだ!

って思うかな?!

 

 

でも違うんです。

旦那さんをそんな風にしてしまったのは、私自身だったんです。

 

 

 

私が自分の意見や考えを言わず、「ごめん、ごめん」と旦那さんの怒りを黙って吸収することで、私は旦那さんの気持ちに蓋をしていました。

 

 

 

当時、旦那さんも仕事面で大きな悩みがある時期でした。

 

 

 

私がただただ怒りを吸収することで、きっと旦那さんにも

 

 

”自分の気持ちを理解されていない”

”謝っているんだから嫁が悪いんだろうに、全然改善されない”

”なんでわからないんだ”

”なんでできないんだ”

”怒りをどこにどうやって収めていいのかわからない”

 

 

という気持ちがあったんだろうと思います。

そしてそんな自分に、どんどん、どんどん自己嫌悪で苦しくなり、旦那さん自身ももがいていたのかもしれません。

 

 

 

 

完全に負のスパイラル

 

 

 

近くにいるのに、すれ違う夫婦。

コミュニケーションが破綻してしまったのでした。

 

 

 

 

 

 

⇨ つづく