こんばんは。
山田家の夫婦の話③の続きのお話です。
山田家の夫婦の話① はこちらから
山田家の夫婦の話② はこちらから
山田家の夫婦の話③ はこちらから
山田家夫婦の立て直し第一弾として、私はまず自分の思いを全て言葉で具体的に伝えることにしました。
私は、この具体的というところにポイントを置きました。
いつ、何を、どうして欲しいのかを、できるだけ具体的に、感情を入れずに伝えた方が、相手に伝わるなぁというのが私の印象でした。
そしてそこから徐々に徐々に、子ども達と一緒に取り入れていったことがあります。
それはこんな感じ⇩
家族会議
1分間スピーチ
脱ワンワード
家事の家族分担制
月一夫婦の時間
などなど。
また、”家族に起こった出来事は、家族みんなで乗り越えよう”という思いを、夫婦でしっかり共有できたことも、よかったなぁと感じています。
夫婦で、これまでに協力して乗り越えてきたことといえば、
・義理父の看護・介護
・実父の看護・介護
・義理母の入院・実母の入院
・父ちゃんの単身赴任、病気、ケガ
・母ちゃんのめまい、骨折
・子どもの入院・手術・ケガ
・町内会長、町内副会長、組長、弘法係、防犯係、会計、監査、青年幹事、お祭り係
・社会福祉協議会役員
・公民館運営委員
・PTA安全部役員
・保育園会計役員、サッカー部会計役員
・瀬戸ラグ備品管理担当
色々あったなぁ。
いやぁ、今考えただけでも、これぜ〜んぶ子育てして、仕事しながらよくやった(笑)
この色々な出来事を、夫婦で取り組み、乗り越えたことで、”夫婦は敵ではなく協力者であること”を身をもって感じることができました。
そして唯一これらのことについて、互いが愚痴も言えて相談もできる一番の味方となったことは、夫婦の信頼を深めるいい機会となりました。
そしてそして、今は亡き実父の介護の手伝いや面倒を、旦那さんが14年にも渡っていつも快く引き受けてくれたことで、私も義父の介護のお手伝いが必要な時には、なんの抵抗もなく当たり前のこととして応援に行くことができたのかなと思います。
このことは今でも本当に心から旦那さんに感謝しています。
今でも日々の暮らしの中では、父ちゃんが
「あのじじーとばばーが…」なんて言って、
母ちゃんが「コラー!子どもの前で、口が悪い!はい、言い直しー!!」なんてことも時々あります(笑)
そんな時は、子どもらがすかさず
「おじいさま、おばあさま…かな」
「いや違うでしょ!叔父うえ、叔母うえ……でしょ!」
「おじいさん、おばあさん、いや、おじさん、おばさんかなぁ」
と、みんなの不得手や失敗を家族でカバー、反省するようにしています(笑)
みんな完璧じゃないし、失敗もするし、毒もはく!
そんな時、どうやって返したらみんなが前に一歩踏み出せるかなってことを、これからも大切にしていきたいと思います。
そして、日曜日から始まった、父ちゃん呼びかけの久々の脱ワンワードも、まだまだ楽しく続いています。
みなさんにもパートナーや親子、友人や仕事仲間とのいい思い出ができますように。

山田家の夫婦の話に長々とお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
