こんばんわ。
今日は、高学年になったムスコ達の個人懇談でした。
小6の長男は小学校最後の個人懇談です。
5年前「肝っ玉母ちゃんになるぞー!」って誓ったあの日から、もう5年も経ってるなんて、ホントびっくりです(笑)
そんな5年前のブログはこちら↓
さて、最初の個人懇談は小4次男から。
次男はこの半年間で物凄く変わりました。
昨年の"高田純次もびっくりポンなテキトーっぷり”覚えてますか?!
時には帽子を6つほど体にぶら下げて帰ってきて、給食袋は5つほどまとめて持ち帰り、忘れ物は多いわ、字は汚いわな低学年時代(笑)
まあ、お兄ちゃん(長男)もそうでしたが(笑)
そんな次男がね、今年はびっくりですよ。
・忘れ物をしなくなった
・字を丁寧に書くようになった
・周りや全体の状況をよくと見て、動いたり発言している
・みんなとはちょっと違う視点で、みんなが気がつかないことに気づいて声をかけてくれる
・「誰か手伝って」と言うと1番に動いてくれる
・放課のトラブルを教室に持ち込まなくなった
・率先して手を挙げ、自分の意見をちゃんと言う
・ひとつの単元の中で何かにつまずいても、ちゃんとその単元の中で理解し、克服している
などなどとにかくめちゃくちゃ褒めて頂いてビックリポンです!
1年前の次男のテキトーっぷりを振り返りながら、先生と今年の変わりようをお話しました。
実はね、次男は4年生になって初めは、厳しい今の担任の先生が苦手だったんです。
でも先生は、次男が言われたことを直したり、努力したりして行く過程で、ちゃんと見てほめてくださったんです。
そこが次男の自信になり次男は、誰かが見ていなくても、自分が正しいと思うことをするようになっていきました。
そしてある時こういったんです。
「母ちゃん、次男、先生のこと嫌いだと思ってたけど、それは次男がグチャグチャの字でノート書いたり、忘れ物したりしてたからなんだなってわかった。
次男が、ちゃんとキレイな字で書いたり、先生の手伝いしたりすると先生は次男のことすごくほめてくれるんだって〜。
だから自分次第なんだなってことがわかった。
だから今は〇〇先生で本当に良かったって思うよ」
って、母ちゃんもビックリな大人の発言で、こんな風に子どもの心に火をつけてくれる先生は素敵だなって思ったのでした。
そして長男はというと、こちらもビックリ!
「長男くん、いいですよ〜。」と始まり、
・友達ともいい感じ
・学校生活を楽しんでいる
・周りの状況を見て自分を出すところ、抑えるところ、引くところを考えている
・引きずらないし、割り切りが早い
・最近先生のところにも色々話をしに来てくれる
・授業中も挙手をして色々意見を言う
・今年になって自信がついたのか、イキイキしている
まぁ、長男は、体操服を毎回次男に借りて来ているとか、そんなこともあるけれど、先生も2年目にして長男のキャラがわかったのか、そういうところも笑って受け止めてくださるようになったんだなぁ〜と感じました。
というわけで、2人の個人懇談、とてもいいお話を聞くことができました。(笑)
なんかね、今日だけのブログ読んだらね、「そりゃあんたのところはいいわさ。」ってムスコの自慢話で終わるようにみえるけどね、ブログを長いこと読んでくださってる方には伝わるかしらん?
いろんな時期を乗り越えて、の今日、今なんです。
時々ね、私、お会いした方にこんなことを言われることがあるんです。
「ブログ読んでます。
子育て真似したいけど、担任の先生に叱られてやめました」とか、
「宿題ほっといても全然やらないから、やっぱり挫折しました。」とかね。
わかります。
わかりますよ〜。
見えないですもんね。
今、この目の前にいるこの子が、どうな風に育つかって。
でもね、子ども達って、本当はスゴイんですよ。
何にも考えていないようで(笑)、めちゃくちゃ考えてる。
これは昔の話になりますが、私は昔保育士をしていました。
年少さん(3歳児)を持った時のことです。
気の利く保育士はおやつの時間にお菓子の袋を全部一気にダーッと開いて子ども達にお菓子を配り「頂きます」をしていました。
でも私はお菓子をそのまま配り「頂きます」をしていました。
するとね、
ハサミを持って来てお菓子の袋を開ける子
歯でお菓子の袋をちぎって開ける子
「先生〜、お菓子あけて〜!」って言う子
黙〜って、ただただ黙〜ってずっと座っている子
そして、その黙ってる子の様子に気づいて「先生〜〇〇ちゃんがお菓子あけれないって〜」っていう子
「〇〇ちゃん、お菓子あけてあげよっか?」って話しかけてる子
とまあ、みんなそれぞれが自分で考えて、一生懸命おやつを食べようとするんです。
そして、ずっと黙ってた子も、私が近くに行って
「どうしたの?」というと、
「お菓子があかない」と言います。
ちょっぴし意地悪な私が、「あら?あかないの?どうしよう?」って言うと
「あけて」って自分でちゃんと伝えてくれました。
そして翌週にはだいたい「誰か、あけて〜」って言ったり、馬力で開けられるようになってて私はもう用無しです(笑)
子どもって、すごくないですか?
本当は、考える力も、乗り越える力もきっと持ってるんです。
でも大人が大人のタイミングで、ついつい結果を急いでしまうんですよね。
子どもにもそれぞれのタイミングがあるのに。
そして子どもを信じて待つことよりも、自分がダメ母だと押印されるのが嫌で、ついつい言っちゃいますよね。
わかる!
わかりますよ!
なので私もそんな時は自分に問いかけています。
誰のための子育てなの?
私は、何を大切にしたいの?
結果って、すぐに出さなきゃダメなの?
迷った時は、ここを振り返るようにしています。
我が家のムスコ達もきっとこれからだってまだまだ紆余曲折あるでしょう(笑)
いや、ある!
絶対ある!
でも、やっぱり親が大切にしていることを、ちゃんと子ども達に伝えようと努めれば、それはちゃ〜んと時間をかけて伝わっていくんだなって思います。
「結果を急がないこと、信じて待つこと」は、子ども達がたくさんのことを私に教えてくれました。
ちなみに私が子ども達に伝えたいことの参考文献はこちらデス↓