おはようございます。
今日は先日あった我が家での小さな出来事のお話をします。
我が家でも、今年1月からおチビちゃん達に、毎月お小遣いを
渡すことになりました。
5歳のリクにはまだまだ早いと思ったのですが、オウスケが1年生になり、
毎日お手伝いをちゃんとやってくれているので、悩んだ末にお小遣い制を
試してみることにしました。
もちろん、オウスケとリクではお手伝いのできることも違うので、金額は
違います。
1月から導入してみたものの、今までお小遣いをもらっていなかった
おチビちゃん達は、お小遣いを使うという発想がまだなく、1月からこの3月まで
お小遣いはずっと貯められていました。
そんな日々の小さな出来事です。
先日、お風呂から出たオウスケが「パンツがない!」と言いだしました。
そうは言っても、我が家では、お風呂に入る前に自分の着替えを用意して
入ることになっているので、母ちゃんは知らんぷり!
裸で取りに行こうと思ったオウスケに、リクが「はい、パンツ。
持ってきてあげたで。」と。
するとリクが「母ちゃん、オウスケに10円もらったぁ!
パンツ持ってきてあげたから」と言いました。
う~ん…。
ここから母ちゃんとおチビちゃん達の真剣勝負が始まりました。
まずはリク。
母ちゃん 「リクは10円もらうために、パンツ持ってきてあげたの?」
リク 「ううん、違う」
母ちゃん 「じゃあどうしてパンツ持ってきてあげたの?」
リク 「オウスケが喜ぶかな~と思って」
母ちゃん 「お兄ちゃん喜んでた?」
リク 「うん!」
母ちゃん 「そっか、よかったね。じゃあ、10円もらうためにやったんじゃないよね?」
リク 「うん」
母ちゃん 「じゃあ、10円いらないよね?」
リク 「うん」
母ちゃん 「返そうか?」
リク 「は~い」
そしてオウスケ。
母ちゃん 「オウスケ、どうしてリクに10円あげたの?」
オウスケ 「パンツ持って来てくれたで」
母ちゃん 「パンツ持って来てくれて、どう思ったの?」
オウスケ 「嬉しかった」
母ちゃん 「嬉しかったで、10円あげたの?」
オウスケ 「うん、ありがとうって意味」
母ちゃん 「リクは10円もらうために、オウスケのパンツ持って来たと思う?」
オウスケ 「うう~ん、違う」
母ちゃん 「じゃあ、どうしてリクがパンツ持って来たと思う?」
オウスケ 「オウスケが喜ぶかな~と思って」
母ちゃん 「オウスケは人に喜んでもらおうと思ったとき、
お金もらうためにやるの?」
オウスケ 「違う」
母ちゃん 「そうだよね。リクも金もらうためにやったわけじゃないよ。
もっと、大事なことあるんじゃない?」
オウスケ 「うん」
母ちゃん 「それ、ちゃんとリクに言葉で伝えた?」
オウスケ 「そうだ!」
そして、リクのところに行って、オウスケ、「ありがとう」って言えました。
我が家は、こんな失敗はしょっちゅうです。
小さいうちにたくさ~ん失敗して、いろんなことに気付いていってくれたら
いいなと思います。
答えはすぐに見えないけれど、大事なことがちゃ~んと伝わっていると
信じて!
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すごいな。nijiiroちゃんを尊敬しておりまする
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>ぽこさん
すごくないよ。これ1回でおチビちゃん達にすぐに伝わるとは思ってないけど、いつかお金より大切なものがあるってちゃんと伝わるといいな。