こんばんは。
今日はなんとな〜くワンコ特集をお届けします。
でも、もうワタシ疲れた〜。
帰りたくない!
帰りたくね〜。
ここが気持ちイイ〜の。
道路のど真ん中?!
そんなの知るかっ!
あ〜、やっぱり気持ちイイ〜!
ここがイイ〜!
ここにずっといた〜い。
も〜、車にひかれてもそんなの関係ね〜。
と言ったかどうかは定かではありませんが、最近のワンコでした。
おやすみなさい。
こんにちは。
昨日は我が家のワンコ、サクラの1歳の誕生日でした。
ちなみに、父ちゃんの誕生日で父ちゃんの父ちゃんの命日でもあります。
我が家にサクラがやってきて、およそ10か月。
色々ありました。
人様に迷惑をかけたこともありました。
冷や冷やしたこともありました。
泣きたくなるようなこともありました。
でも、たくさんの楽しいこと、嬉しいこともありました。
ワンコのいる暮らしは笑いあり、涙あり、我が家にとっては毎日が大冒険です。
そして、ワンコの成長と共に、一緒に成長してきた子どもたち、今日はそんなお話をちょっとしたいと思います。
ワンコを飼うことが決まるまで、我が家はおよそ5年、何度も何度も家族で話し合ってきました。
それは両親共働きだし、飼うなら最後まで責任もって飼いたいし、だったら生活スタイルも変えなきゃならないし、
と課題は山積み。
最終的に、長男が朝6時に起きて散歩をし、ご飯をあげると言ったこと、部活のない日は夕方も散歩するとか、
旅行に行けなくなるからみんなでサクラ貯金を始めたらいいんじゃないかなど話し合い、
縁あって我が家にサクラはやってきました。
でもね、サクラがやってきて一番子どもたちが色々やりたい時期は、仔犬はまだ散歩に行っちゃいけないとか
色々あるわけです。
で、散歩に行けるようになった時期には、もうだいぶ大きくなっている。
大人の私たちも、親としてワンコを飼うのは初めてで、色々手探りで試行錯誤しながらまずはとにかくやってみました。
そんな時、事件は起きました。
ある日、次男の散歩当番の日に、次男は散歩に行った振りをして、サクラを公園の端にくくっておいたそうです。
次男が遊びほうけている間に、暴れまくったサクラのハーネスが外れ、嬉しくってはしゃいで、女の子を押し倒してしまいました。
これは次男の失敗だけでなく、親の私たちの失敗でもありました。
私たち両親は深く反省し、何度もお詫びに行き、謝りました。
人に迷惑をかけたら謝る、謝るということはどういうことか、責任を取るとはどういうことか、そんな姿も子どもたちはきっと見て、何かを感じ取ってくれたかもしれません。
私たち家族はこのあと、家族でたくさんたくさん話し合いました。
「失敗したからもうやめる。」
そういう答えは母ちゃんにはなかったからです。
その代わりに、家族みんなでその分たくさんルールを作りました。
・子どもが散歩に行くときには、兄弟二人セットで行くことにしよう。
・リードは2本持ち、1本にトラブルがあっても何とかなるようにしよう。
・子どもだけで公園に散歩に行くのは避けよう。
・夕方の散歩は公園はダメ!
・サクラが大人しくなるまでは人があまり通らないどこどこの道を散歩に行こう。
子どもたちからもいくつか提案してくれたルールも取り入れ、我が家にはまたいくつかのおきてが出来ました。
それから数か月、サクラも随分大きくなりました。
春です。
サクラも大きな手術を終え、ちょっぴり大人しくなって、ちょっとの距離なら長男一人でも散歩ができるようになりました。
この春、久々に長男と二人で散歩した時のことです。
長男が会う人会う人とあいさつをして、話をしているのを見て、母ちゃんはびっくりしました。
「あの人だれ?」って母ちゃんが聞くと、長男は答えます。
「あのおじさんはね、昔OO飼っててね…」とか
「あの犬はね、オスでO歳なんだよ。」とか、
「あの犬はね、OOちゃんって言ってね、大人しくってね、いついつ病気になったんだって…。」と、散歩で会う人、会うワンコのことを、ものすごく知ってるんです。
で、「なんでそんなことまで知ってるの?」って母ちゃんが聞くと、散歩中に会った人みんなと、いつもおしゃべりをしているらしい。
だから、たまに母ちゃんが散歩に行くと、知らないおじさんやおばさんが「サクラちゃ~ん!」って声をかけてくれるんだな、とわかりました。
サクラをきっかけに、長男のスゴイところ、発見してしまいました。
そして、先週また長男、一皮むけました。
実はサクラが我が家に来る前から約束していた、『6時に起きて散歩』は長男これまで約束を果たしたことがなかったんです。
でも、母ちゃんは叩き起こすタイプでもないので、様子を見守ってきました。
そしたら先週の月曜日から、なんと長男が6時に起きて「おい、次男!起きろ。散歩行くぞ!!」と言うではありませんか!
おかげでずぼらな母ちゃんも、一緒に6時に起きて、ゆとりある朝を迎えられるようになりました。
驚きですが、雨の日以外はこれもまだ続いております。
そして、最近では…。
ワンコが飼いたいけど飼えない近所の子や長男や次男の友達が集まっては、みんなで遊んだり、散歩に行ったりしています。
散歩に行くからにはマナーやルールも覚えてもらい、時にはワンコが疲れて座り込んだりもするので、子どもたちは知恵を振り絞って試行錯誤をしなければなりません。
子どもたちなりに、工夫したり、何とかしようとやってみるという姿は、ほんと見ていて面白い!
そして、時にはこんなこともありました。
昨日は姉弟でよく遊びに来てくれるお友達が、二人でお小遣いを出し合って、サクラの誕生日プレゼントを買ってきてくれました。
ワンコ用ビスケット!
誕生日をお祝いしてくれた気持ちも、大事なお小遣いをサクラのために使ってくれたことも、感謝感謝ですね。
まだまだ1歳になったばかりの我が家の看板ワンコ、サクラのまつわる家族の話は、まだまだ波瀾万丈いろいろありそうです。